相撲の立行司が腰に差している日本刀ってホンモノ?/大人の最強雑学クイズ

暮らし

公開日:2022/1/20

【答え】〇

【解説】
野球やサッカーでいうところの審判である相撲の行司(ぎょうじ)は、力士同様に番付があり、8段階に格づけされている。最高位の立(たて)行司は「木村庄之助(きむらしょうのすけ)」、次位は「式守伊之助(しきもりいのすけ)」と名乗ることが決められており、その日の取組の結び(最後)の一番を裁くことができる。立行司が腰に差しているのは、なんと本物の日本刀の短刀である。この短刀は軍配を刺し違えた(誤審した)時、責任をとって切腹する覚悟をもって土俵に上がっていることを示している。実際に差し違えた場合には、取組後、理事長に進退伺(うかがい)を出すという。

雑学総研

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【著者】雑学総研(ざつがくそうけん)/珍談奇談の類から、学術的に検証された知識まで、種々雑多な話題をわかりやすい形で世に発表する集団。江戸時代に編まれた『耳袋』のごとく、はたまた松浦静山の『甲子夜話』のごとく、あらゆるジャンルを網羅すべく日々情報収集に取り組む傍ら、テレビ番組とのコラボレーションも行なった。著書は、6万部を超えるロングセラーとなっている『大人の博識雑学1000』や、『人類なら知っておきたい 地球の雑学』(以上、KADOKAWA)ほか多数。