痩せたらかわいくなるのに。誰かから向けられた、その無責任で身勝手な言葉に心を痛めてきた人は、この社会にどれほどいるのだろう。『痩せたらかわいくなるのにね?』…
文芸・カルチャー
PR 2025/2/14
人間という生き物は制限を設けられると、そこを何とかして逸脱しようとしたり抗ってみたりしたくなる生き物なのかもしれない。 しかもそれが生理現象で、さらに強制されて…
文芸・カルチャー
2025/2/10
※本記事は、雑誌『ダ・ヴィンチ』2025年3月号からの転載です。 人を殺した罪で少年院に収容され、退院後、被害者の母親に殺された少年A。事件を追うルポライターは、A…
小説・エッセイ
2025/2/8
すぐれた物語というのは、こんなにも時代をこえて瑞々しい輝きを放つものなのか、と小説『銀の海 金の大地』(集英社オレンジ文庫)を読んで圧倒された。2008年、51歳と…
文芸・カルチャー
PR 2025/2/7
ちりちりと精神が、正気がかき乱され、声にならない悲鳴をあげる。突然爆音で鳴り響いた小学校のチャイム。自室のドアの向こうに広がる異次元の学校。おぞましい化け物…
文芸・カルチャー
2025/2/7
足が早くなりたい。 頭が良くなりたい。 皆に好かれたい。 あそこに遊びに行きたい。 お金を稼ぎたい。 世の中に認められたい。 小さい頃から、こんなあれしたいこれした…
文芸・カルチャー
2025/2/7
京都は物語にあふれている。こう言ってもきっと過言ではないだろう。歴史ある神社仏閣、石畳を歩く舞妓さん、風情ある町家――。そんないかにも「京都らしい」風景はもち…
文芸・カルチャー
2025/2/6
俳優やモデルとして活躍中の大友花恋さんが、このほど初のフォト&ストーリー集『ハナコイノベル。』(集英社オレンジ文庫)を出版する。雑誌「Seventeen」の専属モデル時…
文芸・カルチャー
2025/2/6
強い衝撃を食らった。それなのに、爽快感さえ覚えてしまった自分が恐ろしい。読んでいたのは、海外小説の翻訳本か何かだっけ。いや、そうではない、日本の直木賞作家の…
文芸・カルチャー
PR 2025/2/5
2019年、『ニキ』で第9回ポプラ社小説新人賞を受賞し、作家デビューを飾った夏木志朋さん。本作は、『二木先生』に改題された文庫もあわせて、累計15万部を超えるヒット…
文芸・カルチャー
PR 2025/2/5
Xに投稿されるホラー小説が多くの人の心を動かし、2024年に初書籍『その怪異はまだ読まれていません』(KADOKAWA)を刊行した、まくるめさん。3人の登場人物と“わたし”…
文芸・カルチャー
2025/2/4
世界150万部を突破した戦慄のスケッチミステリー『変な絵』(雨穴/双葉社)。主人公たちの7年後を描いた「続編」『新・変な絵』が収録された文庫本『変な絵』も出版され…
文芸・カルチャー
2025/2/4
2025年2月3日(月)、全国の書店員が選んだ一番売りたい本「2025年本屋大賞」のノミネート作品が発表された。大賞の発表は、4月9日(水)。 今年の「2025年本屋大賞…
文芸・カルチャー
2025/2/3
毎日同じものを食べ、友達と出かけることもなく、決まりきった生活スタイルを10年続ける45歳の女と、怪我で在宅勤務になったのをいいことに、部屋のバルコニーで全裸に…
文芸・カルチャー
2025/2/2
「人生は死ぬまでの暇つぶし」という言葉があるけれど、目標ややりがい、推し活みたいな娯楽を見つけて、人生を謳歌するため努力を重ねなければ、ほとんどの人は退屈で心…
文芸・カルチャー
2025/1/31
大友花恋(おおとも・かれん)●1999年10月9日生まれ、群馬県出身。雑誌「Seventeen」で専属モデルを務め、現在は「MORE」専属モデルとして活動中。 「今日、好きになりま…
文芸・カルチャー
2025/1/28
「トカトントン」は絶望の音である。 昭和22年に太宰治が発表した短編である本作『トカトントン』は、タイトルこそリズミカルで楽しげではあるがその内容はまさに「絶望」…
文芸・カルチャー
2025/1/27
累計340万部のベストセラー「神様のカルテ」(小学館)シリーズの著者で、現役医師として命と向き合い続ける夏川草介さん。2023年に刊行された『スピノザの診療室』(水鈴…
文芸・カルチャー
2025/1/24
2022年、オール讀物新人賞(文藝春秋)で、史上最年少にして初の10代受賞者となった米原信(まいばら しん)氏による渾身のデビュー作『かぶきもん』(文藝春秋)が、こ…
PR 2025/1/24
小さなパソコンの画面で日本各地と、いや、世界中とつながる。話す人たちには皆それぞれの家があり、生活があり、こちらからするとまるで知らない街で暮らしている。今…
文芸・カルチャー
PR 2025/1/24
人は、納得できないことが苦しいし、「わからない」ことを恐れる。あまりの理不尽に怒りや悲しみがこみあげたとき、自分を納得させるために、わかりやすい物語をつくる…
文芸・カルチャー
PR 2025/1/22
「共感できる」相手とはうまくいく。「共感できない」相手とはわかり合えない。このような二元論で共感性を捉える言説を日頃よく見かける。しかし、人間関係はそんなに単…
文芸・カルチャー
PR 2025/1/21
2024年4月に上梓した『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』(集英社)が「書店員が選ぶノンフィクション大賞2024」を受賞し、販売数20万部を超えるベストセラーとな…
文芸・カルチャー
PR 2025/1/21
初回から話題沸騰中の2025年大河ドラマ『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』の主役は、横浜流星さんが演じる「蔦重(つたじゅう)」こと「蔦屋重三郎」だ。このドラマがきっ…
文芸・カルチャー
2025/1/20
京都の大学に通っていたとき、とても変な映画を観た。直木賞受賞作家・万城目学氏のデビュー作『鴨川ホルモー』(万城目学/KADOKAWA)を実写映画化した作品だ。現代の京…
文芸・カルチャー
2025/1/19
大切な人を亡くした人は、その存在を心の中で探し続けてしまう。私にもそういう人がいて、それは祖母に当たる。難しい人ではあったが、両親との関係が良好ではなかった…
文芸・カルチャー
PR 2025/1/17
地質学者の女性がフィールドワークに訪れた島で、窯焼きに使われるある土を探している男に出会う……という、あらすじだけを聞くと、なんだか堅苦しい話のように感じられ…
文芸・カルチャー
2025/1/15
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