KADOKAWA Group

Facebook X(旧Twitter) LINE はてブ Instagram Pinterest

タグ:小説

過去の'小説'タグの記事一覧(4,208件)

  • レビュー

    本屋大賞ノミネート『スピノザの診察室』は『神様のカルテ』著者の最新作。患者と向き合う医療と、京都の和菓子から生きる幸せを考える

    『スピノザの診察室』(夏川草介/水鈴社) 自分の人生の終わり方を想像したことはあるだろうか。どんなに強靭な肉体を持っていても、折れない精神力を持っていても、死は…

    文芸・カルチャー

    2024/2/22

  • レビュー

    本屋大賞ノミネート『レーエンデ国物語』は壮大な革命の物語。支配される者たちの残酷な運命と、それを切り開く革命に心打たれる

    『レーエンデ国物語』(講談社) “革命の話をしよう。 歴史のうねりの中に生まれ、信念のために戦った者達の 夢を描き、未来を信じて死んでいった者達の 革命の話をしよう…

    文芸・カルチャー

    2024/2/21

  • レビュー

    フォロワー100人以上は無差別に殺す? インターネットの世界から逃れられない現代人の心を抉る重厚ミステリー

    『観測者の殺人』(双葉社/松城明) SNSに蔓延する差別やヘイト、根拠なき誹謗中傷に傷つけられる人は後を絶たない。「誰もが発信者になれる」時代は、これまで隠されてき…

    文芸・カルチャー

    PR 2024/2/21

  • レビュー

    東京駅の地下街で迷ったサラリーマンの悲劇。社会からのドロップアウトなど漫画に描かれる4つの「孤独」を研究したアンソロジー

    『孤独まんが』(山田英生:編/筑摩書房) 孤独とは身寄りがなくひとりぼっちで、心が通じ合う人のいない寂しい状態を指す言葉である。孤独は往々にして自らの意志とは関…

    文芸・カルチャー

    2024/2/21

  • レビュー

    リアルに描かれた、令和を生きるZ世代の焦燥感や人生観。あなたは彼らのどんな未来を想像するだろうか?

    『令和元年の人生ゲーム』(麻布競馬場/文藝春秋) ツイッターにツリー形式で投稿した小説が話題となり、2022年にショートストーリー集『この部屋から東京タワーは永遠に…

    文芸・カルチャー

    PR 2024/2/21

  • レビュー

    今年3月に西島秀俊でドラマ化も決定した、時計メーカー「セイコー」創業者の一代記。震災と火災で2度全てを失いながらも、追い続けた夢とは?

    『黄金の刻小説服部金太郎』(楡周平/集英社文庫) 全てを失い、絶望の淵に沈んだ時、止まりかけた時計の針を動かしてくれるものは何だろうか。苦難を幾度となく乗り越え…

    文芸・カルチャー

    PR 2024/2/20

  • レビュー

    山﨑賢人主演・安倍晴明の生誕1100年の記念映画『陰陽師0』。鬼やもののけが住んでいた京都で繰り広げられる怪異退治物語

    『陰陽師』(夢枕獏/文春文庫) 夢枕獏の『陰陽師』と言えば、安倍晴明を一躍有名たらしめた小説である。1巻から18巻まで刊行される人気シリーズで、累計670万部を突破。2…

    文芸・カルチャー

    2024/2/19

  • レビュー

    『NEEDY GIRL OVERDOSE』のにゃるら氏が描く「インターネットへの愛と絶望」。ゲームを知らなくても抜群に楽しめる新作小説『蜘蛛』

    『蜘蛛』(にゃるら/講談社) 何者かになりたい。だが、何者かになった者の発信には辟易している。そんな感性を持っているなら、瞬く間に『蜘蛛』の魅力に絡め取られてし…

    文芸・カルチャー

    PR 2024/2/19

  • レビュー

    記憶力が全くないのに国家転覆を狙うクーデターを主導する男? 第60回文藝賞優秀賞を獲得したクセ・毒まみれの野心的物語

    『解答者は走ってください』(河出書房新社) 第60回文藝賞優秀賞を獲得した、佐佐木隆『解答者は走ってください』(河出書房新社)。選考委員で歌人の穂村弘が「もっとも…

    文芸・カルチャー

    2024/2/18

  • ニュース

    幽霊、貸し出します――新進気鋭の注目作家が贈る新作ホラーミステリー『死人の口入れ屋』に反響ゾクゾクッ!「大満足」「夜を迎えるのが怖い」

    『死人の口入れ屋』(阿泉来堂/ポプラ社) 今、ホラーミステリー界隈で圧倒的な支持を得る新進気鋭の作家・阿泉来堂氏。同氏の最新小説『死人の口入れ屋』が、2024年2月6…

    文芸・カルチャー

    2024/2/16

  • インタビュー・対談

    ヒコロヒー「こんな恋愛を経験できてたら、もう少しまともになれてたかもしれない」。妄想恋愛小説『黙って喋って』執筆秘話インタビュー

    お笑い芸人としての枠にとどまらず、MC業や女優業でも活躍する“国民的地元ツレ”・ヒコロヒーさんが、自身初の小説集『黙って喋って』(朝日新聞出版)を上梓した。その内…

    文芸・カルチャー

    2024/2/15

  • レビュー

    モンスターパニック×不可能犯罪! 半人半獣の怪物が突如出現した世界。人は、政治家は、一体、どうする?

    『ミノタウロス現象』(潮谷験/KADOKAWA) コロナ禍を経験した今、もはや何が起きてもおかしくはないような気がしている。「未知の感染症が世界を変えてしまう」だなんて…

    文芸・カルチャー

    2024/2/15

  • レビュー

    柚月裕子初の家族小説! 不器用な親子のすれ違う思い。ふたつの家族の心の内に迫る

    『風に立つ』(柚月裕子/中央公論新社) 親子は距離が近すぎる分、かえって気持ちが伝わりにくい。仕事第一で不器用な父とその息子となれば、なおのこと。些細な行き違い…

    文芸・カルチャー

    PR 2024/2/15

  • レビュー

    「2000年代韓国文学における最も美しい小説」と言われた恋愛小説。影に怯える暴力的な大都会の2人の恋愛を描く

    『百の影』(オ・ヨンア:訳/亜紀書房) 「2000年代韓国文学における最も美しい小説」と言われるファン・ジョンウン『百の影』(オ・ヨンア:訳/亜紀書房)が2023年10月に…

    文芸・カルチャー

    2024/2/14

  • レビュー

    石田衣良の親子の確執を描いた短編に涙腺崩壊。【1日10分】で読めて癒される名作をぎゅっと詰め込んだ短編集

    『1日10分のときめき NHK国際放送が選んだ日本の名作』(石田衣良:著、恩田陸:著、川上未映子:著、津村記久子:著、松田青子:著、宮部みゆき:著、森絵都:著、森浩美…

    文芸・カルチャー

    PR 2024/2/14

  • レビュー

    ムロツヨシ主演で映画化『身代わり忠臣蔵』。かたき討ちしなければならないがしたくない! 家臣たちが繰り広げる、笑って泣ける忠臣蔵

    『身代わり忠臣蔵』(土橋章宏/幻冬舎時代小説文庫) 近年、時代劇のドラマが少なくなったと言われる。もちろん、NHKでは大河ドラマが通年放送していて、BSチャンネルでも…

    文芸・カルチャー

    2024/2/13

  • レビュー

    女性でも自分の人生は自分で選ぶ! 変わらない男社会に問いを投げかける、人気ドラマの原作小説

    『化学の授業をはじめます』(ボニー・ガルマス:著、鈴木美朋:翻訳/文藝春秋) Apple TV+のドラマ「レッスン in ケミストリー」を視聴している人は多いかと思います。…

    文芸・カルチャー

    2024/2/10

  • レビュー

    『活版印刷三日月堂』の著者が描く最新作のテーマは「染織」。織ることを通じて「生きる」ことの意味を考えさせられる『まぼろしを織る』

    『まぼろしを織る』(ポプラ社) 雑貨や衣料品などで、時折見かける「草木染め」。その名の通り、草木=植物を染料にして生地を染める昔から伝わる技法で、自然由来のやさ…

    文芸・カルチャー

    PR 2024/2/10

  • レビュー

    若き新鋭作家・坪田侑也の5年ぶりの新作刊行! 高校バレーボール部を舞台に瑞々しい青春の輝きを描いた小説

    『八秒で跳べ』(文藝春秋) 中学3年時の夏休みの課題として執筆した小説『探偵はぼっちじゃない』(KADOKAWA)が史上最年少でボイルドエッグズ新人賞を受賞し、作家デビ…

    文芸・カルチャー

    PR 2024/2/10

  • レビュー

    直木賞受賞作『ともぐい』はどんな話? 別の山から来た熊に「縄張りを荒らされた」と感じてしまう野性的猟師の死闘とは

    『ともぐい』(新潮社) “少しだけ、人の股座の臭いに似ていると思う。命の匂いだ” 読み初めてすぐに現れた言葉で、この小説は傑作だと確信した。 河﨑秋子さんの『ともぐ…

    文芸・カルチャー

    2024/2/9

  • レビュー

    大山淳子の人気シリーズ「あずかりやさん」最新作は、読者から “あずけるもの”を募集。今回「一日百円」であずかったものは?

    『あずかりやさん 満天の星(ポプラ文庫)』(ポプラ社) 「一日百円」でなんでもあずかってくれる「あずかりや」。そんなお店がもしあったなら、何をあずけるだろう。 大…

    文芸・カルチャー

    PR 2024/2/9

  • レビュー

    【第30回電撃小説大賞《大賞》受賞】罪人の魔女と正義の捜査官の奇妙なバディが魔術犯罪に立ち向かう!『魔女に首輪は付けられない』

    『魔女に首輪は付けられない』(夢見夕利/電撃文庫//KADOKAWA) 今年で30年の歴史的な節目を迎えるライトノベルの登竜門、第30回電撃小説大賞。応募総数4467作の栄えある…

    文芸・カルチャー

    2024/2/9

  • レビュー

    昭和の猟奇殺人「阿部定事件」犯人の生涯をひもとく。「アベサダ」と記号化された女性を「懸命に生きた人間」として描いた村山由佳の新境地『二人キリ』

    『二人キリ』(村山由佳/集英社) 私が「阿部定事件」を知ったのは、中学の社会の授業だったと記憶している。昭和11年5月18日、阿部定と名乗る女性が、愛人の石田吉蔵を絞…

    文芸・カルチャー

    PR 2024/2/9

  • インタビュー・対談

    被災地の復興事業をめぐる闇 震災の爪痕を直視する社会派ミステリー『彷徨う者たち』中山七里インタビュー

    ※本記事は、雑誌『ダ・ヴィンチ』2024年3月号からの転載です。 甚大な自然災害が起きると、そこには“亀裂”が生じる。東日本大震災後の宮城県を舞台にした『彷徨う者たち』…

    文芸・カルチャー

    PR 2024/2/9

  • レビュー

    恩田陸の「理瀬シリーズ」最新作『夜明けの花園』。謎多き学園で起こる怪事件の真相とは

    『夜明けの花園』(恩田陸/講談社) 『三月は深き紅の淵を』(恩田陸/講談社文庫)に収録された「回転木馬」からはじまった、恩田陸氏による「理瀬シリーズ」。ファンの間…

    文芸・カルチャー

    PR 2024/2/9

  • ニュース

    読者が選んだ最強の新作ラノベが決まる! 「次にくるライトノベル大賞2023」受賞作発表会を2月25日(日)19時よりYouTube Liveにて生配信!

    株式会社KADOKAWA(本社:東京都千代田区、取締役 代表執行役社長 CEO:夏野剛、以下KADOKAWA)が運営するライトノベル・新文芸のレコメンドサイト「キミラノ」は、 2024…

    文芸・カルチャー

    2024/2/8

  • レビュー

    全米で1500万部突破の著者が送る科学ファンタジー最新作。「月の落下」を予知した盲目の少女の運命はいかに?

    『星なき王冠上・下』(ジェームズ・ロリンズ:著、桑田健:訳/竹書房) 世界が終わりを告げる頃、日陰で生きてきた者たちの人生が動き出す。他人から疎まれ、蔑まれてき…

    文芸・カルチャー

    PR 2024/2/7

  • インタビュー・対談

    「本当に傷ついている人たちに向き合わなければいけない」著者初のミステリー仕立てとした新作小説『チワワ・シンドローム』に込めた、現代社会に投げかける思いとは? 大前粟生さんインタビュー

    ある日、知らない間にチワワのピンバッジがつけられたという呟きがネットに溢れた。この奇妙な事件は「チワワテロ」と呼ばれ、主人公・琴美の想い人もテロの被害者となり…

    文芸・カルチャー

    PR 2024/2/6

  • レビュー

    探偵の助手は未来予知ができる女子高生!? 「怪盗レッド」シリーズ著者による、謎が謎を呼ぶ新感覚ミステリー!

    『助手が予知できると、探偵が忙しい』(秋木真/文藝春秋) 未来が予知できたらどんなにいいだろう。これから起こることが分かれば対策し放題。嫌なことだってスルリとか…

    文芸・カルチャー

    PR 2024/2/6

  • ニュース

    累計20万部突破の「花咲小路」シリーズ最新作が文庫本に!『花咲小路二丁目の寫眞館』はノスタルジーが感じられるタイムスリップミステリー

    『花咲小路二丁目の寫眞館』(小路幸也/ポプラ社) 累計発行部数20万部を超える大人気「花咲小路」シリーズ。その第7弾にあたる『花咲小路二丁目の寫眞館』の文庫版が、20…

    文芸・カルチャー

    2024/2/6