『植物少女』(朝比奈秋/朝日新聞出版) 第36回三島由紀夫賞を受賞した朝比奈秋『植物少女』(朝日新聞出版)は、植物状態に陥った母と、その娘の四半世紀の物語である。…
文芸・カルチャー
2023/7/19
『通い猫アルフィーと3匹の教え子』(レイチェル・ウェルズ:著、中西和美:訳/ハーパーコリンズ・ジャパン) 世界を平和にするのは、猫なのではないかと思う。モフモフと…
文芸・カルチャー
2023/7/18
『あなたはここにいなくとも』(町田そのこ/新潮社) 『52ヘルツのクジラたち』で本屋大賞を受賞した町田そのこ氏が、2023年2月、新たな短編小説『あなたはここにいなくと…
文芸・カルチャー
2023/7/17
『いい子のあくび』(高瀬隼子/集英社) 雨の日に、傘を真横にして歩いている人を見ると、ときどき「刺さりにいってやろうか」と思うことがある。「痛い!」と腹を抱えて…
文芸・カルチャー
2023/7/15
『レモンと殺人鬼』(くわがきあゆ/宝島社) 「二転三転四転五転の展開」。帯に書かれたそんな言葉の通り、どんでん返しが立ち続けに巻き起こる驚愕のミステリーが、今、…
文芸・カルチャー
2023/7/14
『帝国ホテル建築物語(PHP文芸文庫)』(植松三十里/PHP研究所) 愛知県犬山市に明治村という野外博物館がある。1965年(昭和40年)に開村したこの明治村には、大小様々…
文芸・カルチャー
2023/7/14
『恋せぬふたり』(吉田恵里香/NHK出版) 「アロマンティック・アセクシュアル」とは、他者に恋愛的・性的に惹かれないセクシュアリティを意味する言葉である。 アロマン…
文芸・カルチャー
2023/7/13
『馴染み知らずの物語』(滝沢カレン/早川書房) テレビ番組「全力!脱力タイムズ」(フジテレビ系)等に出演し、その独特すぎる発言で知られるモデル&タレントの滝沢カ…
文芸・カルチャー
2023/7/13
『ハピネスエンディング株式会社』(トイアンナ/小学館) 「模擬葬儀」という言葉をご存じだろうか。「模擬面接」や「模擬裁判」と同じように、自分の葬儀の予行演習のこ…
文芸・カルチャー
2023/7/13
『腹を空かせた勇者ども』(金原ひとみ/河出書房新社) 文学賞について、歯がゆく思うことが度々ある。例えば、ある小説家が芥川賞を獲ると、その作品は度々映画化され、…
文芸・カルチャー
2023/7/13
『キッチン・セラピー』(宇野碧/講談社) 自分のために料理を作り、それを食す。そんな時間ほど、自分自身と向き合えるものはない。どの食材で、何を作ろうか。自分が喜…
文芸・カルチャー
2023/7/13
『クレイジーDの悪霊的失恋―ジョジョの奇妙な冒険より―』(上遠野浩平:著、荒木飛呂彦:original concept/集英社) 荒木飛呂彦氏による『ジョジョの奇妙な冒険』は、その…
文芸・カルチャー
2023/7/12
『禍』(小田雅久仁/新潮社) “人間の〈からだ〉以上に不気味なものはない” “〈からだ〉は生きて動くものでありながら、つねに〈死〉を孕んだものとして存在している” 約1…
文芸・カルチャー
2023/7/12
『クレイジーDの悪霊的失恋 ージョジョの奇妙な冒険よりー』(上遠野浩平:著、荒木飛呂彦:original concept/集英社)第5回【全5回】 かつて不老不死の吸血鬼・DIOの配下…
文芸・カルチャー
2023/7/11
少年時代、チェロ教室の帰りに遭遇したとある事件がきっかけで心を閉ざして生きていた男・橘。上司から音楽教室のチェロ講座への潜入捜査を命じられ、彼は再び弓を持つこ…
文芸・カルチャー
2023/7/11
『クレイジーDの悪霊的失恋 ージョジョの奇妙な冒険よりー』(上遠野浩平:著、荒木飛呂彦:original concept/集英社)第4回【全5回】 かつて不老不死の吸血鬼・DIOの配下…
文芸・カルチャー
2023/7/10
『クレイジーDの悪霊的失恋 ージョジョの奇妙な冒険よりー』(上遠野浩平:著、荒木飛呂彦:original concept/集英社)第3回【全5回】 かつて不老不死の吸血鬼・DIOの配下…
文芸・カルチャー
2023/7/9
『クレイジーDの悪霊的失恋 ージョジョの奇妙な冒険よりー』(上遠野浩平:著、荒木飛呂彦:original concept/集英社)第2回【全5回】 かつて不老不死の吸血鬼・DIOの配下…
文芸・カルチャー
2023/7/8
※本記事は、雑誌『ダ・ヴィンチ』2023年8月号からの転載になります。 本編と小説が補完し合う半永久的世界観 「スピンオフではなく『ジョジョ』そのもの。荒木飛呂彦先生…
文芸・カルチャー
2023/7/7
『クレイジーDの悪霊的失恋 ージョジョの奇妙な冒険よりー』(上遠野浩平:著、荒木飛呂彦:original concept/集英社)第1回【全5回】 かつて不老不死の吸血鬼・DIOの配下…
文芸・カルチャー
2023/7/7
※本記事は、雑誌『ダ・ヴィンチ』2023年8月号からの転載になります。 近年、演劇プロデューサーとしてもその手腕を発揮している小泉今日子さん。最新作『ピエタ』では久々…
エンタメ
2023/7/7
※本記事は、雑誌『ダ・ヴィンチ』2023年8月号からの転載になります。 〈失われたって言葉を遣うのがね、私はずっと抵抗があったんです。特に、子どもたちに対して〉。綿引…
文芸・カルチャー
2023/7/7
撮影/大槻志穂 この地区には、自分の知らない何かが埋まっている――。 都会を離れ、亡き父の残した家のある山間の静かな町・八百万町のハヤブサ地区に移住したミステリ作…
文芸・カルチャー
2023/7/7
※本記事は、雑誌『ダ・ヴィンチ』8月号からの転載になります。 集英社文庫、夏のフェア「ナツイチ」が今年もスタート! ワクワク、ハラハラ、ドキドキ、フムフム。読み終え…
文芸・カルチャー
2023/7/6
『ヨンケイ!!』(天沢夏月/ポプラ社) “ヨンケイ”とは、400メートルリレー(四百米継走)のこと。第一走者から第四走者まで、各自で100メートルずつバトンを渡しつなげ…
文芸・カルチャー
2023/7/6
『ノウイットオールあなただけが知っている』(森バジル/文藝春秋) 度肝を抜かれるとは、こういうことをいうのだろう。そんな風に思わされた小説が『ノウイットオールあ…
文芸・カルチャー
2023/7/5
『キリエのうた(文春文庫)』(岩井俊二/文藝春秋) 10月13日、岩井俊二監督の待望の新作映画『キリエのうた』が公開されることになった。「歌だけが居場所だった」――印…
文芸・カルチャー
2023/7/5
『アリスとテレスのまぼろし工場』(岡田麿里/角川文庫) 「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」「心が叫びたがってるんだ。」「さよならの朝に約束の花をかざろ…
エンタメ
2023/7/5
作家生活40年を迎える島田雅彦さんの新刊『時々、慈父になる。』(集英社)は、「父親」として子どもと関わってきた30年を綴った自伝的父子小説だ。「異端」で知られる…
文芸・カルチャー
2023/7/4
『彼女はそこにいる』(織守きょうや/KADOKAWA) 世の中には、「人が居つかない家」というものが存在する。日当たりが悪くてカビが生えやすいとか、騒音を出す迷惑なご近…
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2023/6/30
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金色のガッシュ!! 2【単話版】 Page 30