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タグ:小説

過去の'小説'タグの記事一覧(4,208件)

  • レビュー

    “植物人間”の母から、愛を受けとった私の26年間。現役医師が描く親子の絆【書評】

    『植物少女』(朝比奈秋/朝日新聞出版) 第36回三島由紀夫賞を受賞した朝比奈秋『植物少女』(朝日新聞出版)は、植物状態に陥った母と、その娘の四半世紀の物語である。…

    文芸・カルチャー

    2023/7/19

  • レビュー

    【累計16万部突破の通い猫アルフィーシリーズ】猫が”猫の学校”を開校し仔猫に授業する猫づくしハートフル物語

    『通い猫アルフィーと3匹の教え子』(レイチェル・ウェルズ:著、中西和美:訳/ハーパーコリンズ・ジャパン) 世界を平和にするのは、猫なのではないかと思う。モフモフと…

    文芸・カルチャー

    2023/7/18

  • レビュー

    いじめから救うふりをしてセクハラを強要!? 人生に迷える人たちの背中を押す“おばあちゃん"の忘れがたい言葉とは

    『あなたはここにいなくとも』(町田そのこ/新潮社) 『52ヘルツのクジラたち』で本屋大賞を受賞した町田そのこ氏が、2023年2月、新たな短編小説『あなたはここにいなくと…

    文芸・カルチャー

    2023/7/17

  • レビュー

    ながらスマホの自転車にわざとぶつかってみた…「いい子」は割に合わないことを物語る『いい子のあくび』

    『いい子のあくび』(高瀬隼子/集英社) 雨の日に、傘を真横にして歩いている人を見ると、ときどき「刺さりにいってやろうか」と思うことがある。「痛い!」と腹を抱えて…

    文芸・カルチャー

    2023/7/15

  • レビュー

    登場人物全員どこかおかしい。二転三転四転五転の大どんでん返しミステリー『レモンと殺人鬼』を読書家たちはどう読んだ?

    『レモンと殺人鬼』(くわがきあゆ/宝島社) 「二転三転四転五転の展開」。帯に書かれたそんな言葉の通り、どんでん返しが立ち続けに巻き起こる驚愕のミステリーが、今、…

    文芸・カルチャー

    2023/7/14

  • レビュー

    帝国ホテル新館の建設は茨の道だった!? 近代建築の巨匠・ライトの采配がもたらしたものとは【書評】

    『帝国ホテル建築物語(PHP文芸文庫)』(植松三十里/PHP研究所) 愛知県犬山市に明治村という野外博物館がある。1965年(昭和40年)に開村したこの明治村には、大小様々…

    文芸・カルチャー

    2023/7/14

  • レビュー

    高橋一生×岸井ゆきのでドラマ化。恋愛や性行為に興味を持たない男女の“ラブじゃない”コメディ

    『恋せぬふたり』(吉田恵里香/NHK出版) 「アロマンティック・アセクシュアル」とは、他者に恋愛的・性的に惹かれないセクシュアリティを意味する言葉である。 アロマン…

    文芸・カルチャー

    2023/7/13

  • レビュー

    小説でも自由すぎるカレン節が炸裂! 名著のタイトルをヒントに紡がれる、滝沢カレンの大喜利的物語集

    『馴染み知らずの物語』(滝沢カレン/早川書房) テレビ番組「全力!脱力タイムズ」(フジテレビ系)等に出演し、その独特すぎる発言で知られるモデル&タレントの滝沢カ…

    文芸・カルチャー

    2023/7/13

  • レビュー

    毒親の葬儀をしたい――“擬似葬儀”の専門会社を訪れる人々の物語『ハピネスエンディング株式会社』【書評】

    『ハピネスエンディング株式会社』(トイアンナ/小学館) 「模擬葬儀」という言葉をご存じだろうか。「模擬面接」や「模擬裁判」と同じように、自分の葬儀の予行演習のこ…

    文芸・カルチャー

    2023/7/13

  • レビュー

    コミュ力最強の陽キャ女子にも悩みあり。金原ひとみの青春小説『腹を空かせた勇者ども』【書評】

    『腹を空かせた勇者ども』(金原ひとみ/河出書房新社) 文学賞について、歯がゆく思うことが度々ある。例えば、ある小説家が芥川賞を獲ると、その作品は度々映画化され、…

    文芸・カルチャー

    2023/7/13

  • レビュー

    森のなかの診療所でお料理? 訪れる人の「くすり」になる料理をつくる異色のセラピー小説が誕生

    『キッチン・セラピー』(宇野碧/講談社) 自分のために料理を作り、それを食す。そんな時間ほど、自分自身と向き合えるものはない。どの食材で、何を作ろうか。自分が喜…

    文芸・カルチャー

    2023/7/13

  • レビュー

    JOJOノベライズはホル・ホースが東方仗助と出会う!「もうひとつの本編」ともいえるファン必見のスピンオフ『クレイジーDの悪霊的失恋 ―ジョジョの奇妙な冒険より―』

    『クレイジーDの悪霊的失恋―ジョジョの奇妙な冒険より―』(上遠野浩平:著、荒木飛呂彦:original concept/集英社) 荒木飛呂彦氏による『ジョジョの奇妙な冒険』は、その…

    文芸・カルチャー

    2023/7/12

  • レビュー

    本を食べる女、耳の中に入り込む男、肉の海を掻き分ける男。人間の体の部位を切り取った奇妙奇怪な短編小説集

    『禍』(小田雅久仁/新潮社) “人間の〈からだ〉以上に不気味なものはない” “〈からだ〉は生きて動くものでありながら、つねに〈死〉を孕んだものとして存在している” 約1…

    文芸・カルチャー

    2023/7/12

  • 連載

    突然聞こえてきたDIOの声…。そこに暴走した車が歩道を歩く親子に突っ込んでいく!/クレイジーDの悪霊的失恋 ージョジョの奇妙な冒険よりー⑤

    『クレイジーDの悪霊的失恋 ージョジョの奇妙な冒険よりー』(上遠野浩平:著、荒木飛呂彦:original concept/集英社)第5回【全5回】 かつて不老不死の吸血鬼・DIOの配下…

    文芸・カルチャー

    2023/7/11

  • ニュース

    本屋大賞2位&10万部突破記念! 安壇美緒『ラブカは静かに弓を持つ』の世界を、斉藤壮馬の朗読とチェロで楽しむスペシャルイベント開催《イベントレポート》

    少年時代、チェロ教室の帰りに遭遇したとある事件がきっかけで心を閉ざして生きていた男・橘。上司から音楽教室のチェロ講座への潜入捜査を命じられ、彼は再び弓を持つこ…

    文芸・カルチャー

    2023/7/11

  • 連載

    日本に到着したホル・ホースは、カウボーイ姿のせいで不審者扱いされてしまう/クレイジーDの悪霊的失恋 ージョジョの奇妙な冒険よりー④

    『クレイジーDの悪霊的失恋 ージョジョの奇妙な冒険よりー』(上遠野浩平:著、荒木飛呂彦:original concept/集英社)第4回【全5回】 かつて不老不死の吸血鬼・DIOの配下…

    文芸・カルチャー

    2023/7/10

  • 連載

    従兄弟・花京院典明の墓参りをする凉子。その耳に入ってきたのは忌まわしい鳥の飛行音で…/クレイジーDの悪霊的失恋 ージョジョの奇妙な冒険よりー③

    『クレイジーDの悪霊的失恋 ージョジョの奇妙な冒険よりー』(上遠野浩平:著、荒木飛呂彦:original concept/集英社)第3回【全5回】 かつて不老不死の吸血鬼・DIOの配下…

    文芸・カルチャー

    2023/7/9

  • 連載

    あれから10年経ったのにDIOの呪縛から逃れられられない元配下・マライア/クレイジーDの悪霊的失恋 ージョジョの奇妙な冒険よりー②

    『クレイジーDの悪霊的失恋 ージョジョの奇妙な冒険よりー』(上遠野浩平:著、荒木飛呂彦:original concept/集英社)第2回【全5回】 かつて不老不死の吸血鬼・DIOの配下…

    文芸・カルチャー

    2023/7/8

  • インタビュー・対談

    『クレイジーDの悪霊的失恋 ─ジョジョの奇妙な冒険より─』を読んで TSUTAYA仕掛け番長 栗俣力也インタビュー

    ※本記事は、雑誌『ダ・ヴィンチ』2023年8月号からの転載になります。 本編と小説が補完し合う半永久的世界観 「スピンオフではなく『ジョジョ』そのもの。荒木飛呂彦先生…

    文芸・カルチャー

    2023/7/7

  • 連載

    1988年エジプト。花京院典明は異様な気配を感じて表通りに出ると、そこにいたのは…/クレイジーDの悪霊的失恋 ージョジョの奇妙な冒険よりー①

    『クレイジーDの悪霊的失恋 ージョジョの奇妙な冒険よりー』(上遠野浩平:著、荒木飛呂彦:original concept/集英社)第1回【全5回】 かつて不老不死の吸血鬼・DIOの配下…

    文芸・カルチャー

    2023/7/7

  • インタビュー・対談

    小泉今日子が導かれ、たどり着いた場所――『ピエタ』が持つ物語の引力 小泉今日子インタビュー

    ※本記事は、雑誌『ダ・ヴィンチ』2023年8月号からの転載になります。 近年、演劇プロデューサーとしてもその手腕を発揮している小泉今日子さん。最新作『ピエタ』では久々…

    エンタメ

    2023/7/7

  • インタビュー・対談

    「子どもたちの時間は失われてなどいない」天体を通じて取り戻すコロナ禍の希望とは『この夏の星を見る』辻村深月インタビュー

    ※本記事は、雑誌『ダ・ヴィンチ』2023年8月号からの転載になります。 〈失われたって言葉を遣うのがね、私はずっと抵抗があったんです。特に、子どもたちに対して〉。綿引…

    文芸・カルチャー

    2023/7/7

  • インタビュー・対談

    中村倫也主演で『ハヤブサ消防団』が連続ドラマ化!「小説と違った料理の仕方を存分に楽しんでほしい」池井戸潤インタビュー

    撮影/大槻志穂 この地区には、自分の知らない何かが埋まっている――。 都会を離れ、亡き父の残した家のある山間の静かな町・八百万町のハヤブサ地区に移住したミステリ作…

    文芸・カルチャー

    2023/7/7

  • ニュース

    この夏、一冊分おおきくなろう。集英社文庫「ナツイチ2023」

    ※本記事は、雑誌『ダ・ヴィンチ』8月号からの転載になります。 集英社文庫、夏のフェア「ナツイチ」が今年もスタート! ワクワク、ハラハラ、ドキドキ、フムフム。読み終え…

    文芸・カルチャー

    2023/7/6

  • レビュー

    構成も物語もバトンリレー!天沢夏月が贈る、信頼関係欠如の高校生4人を描いた青春陸上小説『ヨンケイ!!』

    『ヨンケイ!!』(天沢夏月/ポプラ社) “ヨンケイ”とは、400メートルリレー(四百米継走)のこと。第一走者から第四走者まで、各自で100メートルずつバトンを渡しつなげ…

    文芸・カルチャー

    2023/7/6

  • レビュー

    【第30回松本清張賞受賞】「これは選考委員への挑戦状だ!」5つのジャンルの物語が絡まり合う衝撃のデビュー作

    『ノウイットオールあなただけが知っている』(森バジル/文藝春秋) 度肝を抜かれるとは、こういうことをいうのだろう。そんな風に思わされた小説が『ノウイットオールあ…

    文芸・カルチャー

    2023/7/5

  • レビュー

    岩井俊二監督の映画『キリエのうた』原作小説。歌うことでしか声を出せないシンガー・キリエと、彼女を取り巻く人々の物語

    『キリエのうた(文春文庫)』(岩井俊二/文藝春秋) 10月13日、岩井俊二監督の待望の新作映画『キリエのうた』が公開されることになった。「歌だけが居場所だった」――印…

    文芸・カルチャー

    2023/7/5

  • ニュース

    主題歌は中島みゆきの書き下ろし楽曲に決定! 「あの花」「さよ朝」の岡田麿里監督最新作「アリスとテレスのまぼろし工場」 の原作小説が角川文庫より好評発売中!!

    『アリスとテレスのまぼろし工場』(岡田麿里/角川文庫) 「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」「心が叫びたがってるんだ。」「さよならの朝に約束の花をかざろ…

    エンタメ

    2023/7/5

  • インタビュー・対談

    作家・島田雅彦はなぜ「自伝的父子小説」を書いたのか? 息子と過ごした年月を語るロングインタビュー【『時々、慈父になる。』発売記念】

    作家生活40年を迎える島田雅彦さんの新刊『時々、慈父になる。』(集英社)は、「父親」として子どもと関わってきた30年を綴った自伝的父子小説だ。「異端」で知られる…

    文芸・カルチャー

    2023/7/4

  • レビュー

    怪異あり、ヒト怖あり、どんでん返しあり…1冊で3度、異なる恐怖が襲ってくる「いわくつきの家」ホラーミステリー

    『彼女はそこにいる』(織守きょうや/KADOKAWA) 世の中には、「人が居つかない家」というものが存在する。日当たりが悪くてカビが生えやすいとか、騒音を出す迷惑なご近…

    文芸・カルチャー

    2023/6/30