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タグ:文学

過去の'文学'タグの記事一覧(266件)

  • 連載

    襟がなくなるほどボロボロの上着を着る男!? ゴーゴリ『外套』を笑いの観点から考察/斉藤紳士のガチ文学レビュー⑫

    『鼻/外套/査察官』(ゴーゴリ/光文社) 「我々はみんなゴーゴリの『外套』から出てきた」 ドストエフスキーにこう言わしめるほどの名作、それがゴーゴリの『外套』であ…

    文芸・カルチャー

    2024/8/26

  • 連載

    「朝起きたらでかい虫になっていた」シュールすぎるお笑い満載の文学作品を考察/斉藤紳士のガチ文学レビュー⑪

    『変身』(フランツ・カフカ/新潮社) フランツ・カフカは現在のチェコ出身の小説家で世界的文豪である。 文学を自分の天職だと考えていたカフカはしかし表面的には平凡な…

    文芸・カルチャー

    2024/8/12

  • 連載

    ダウンタウンに通じる「笑い」の技術。カート・ヴォネガット『タイタンの妖女』を考察/斉藤紳士のガチ文学レビュー⑩

    『タイタンの妖女』(カート・ヴォネガット/早川書房) 小説家でありながら常に「笑い」を意識していた男、それがカート・ヴォネガットである。 彼は自著の中でこう発言し…

    文芸・カルチャー

    2024/7/29

  • 連載

    「走れメロス」が最高に笑える理由を考察。最大の親友を残虐な王様に売った男/斉藤紳士のガチ文学レビュー⑨

    『走れメロス』(太宰治/KADOKAWA) 太宰治の名作「走れメロス」と聞くとだいたいの人は「友のために走り続けた男の友情物語」と答えると思います。 もちろんそういった側…

    文芸・カルチャー

    2024/7/15

  • 連載

    性器を「セクス」と表現する、大江健三郎。初期作品『飼育』に描かれる笑いとは?/斉藤紳士のガチ文学レビュー

    『死者の奢り・飼育』(大江健三郎/新潮社) 日本を代表する作家の一人、ノーベル文学賞受賞作家の大江健三郎の代表作を紹介します。 今回紹介する『飼育』は大江健三郎の…

    文芸・カルチャー

    2024/7/1

  • 連載

    「ライ麦畑でつかまえて」ってどんな話?「クソ」「カス」が頻出する家出少年の物語を”笑い”の観点で考察/ 斉藤紳士のガチ文学レビュー⑦

    『ライ麦畑でつかまえて』(J.D.サリンジャー:著、野崎孝:訳/白水社) 普段から小説を読まない人でもこの小説のタイトルぐらいは聞いたことがあると思います。 それほど…

    文芸・カルチャー

    2024/6/17

  • 連載

    カミュの不条理文学『異邦人』ってどんな話? 異常なのは社会か、「太陽のせい」で人を銃殺した主人公か?/斉藤紳士のガチ文学レビュー⑥

    『異邦人』(カミュ:著、窪田啓作:訳/新潮社) 今回はフランスを代表する作家アルベール・カミュの代表作のひとつ『異邦人』を紹介します。 カミュの代表作である本作や…

    文芸・カルチャー

    2024/6/3

  • 連載

    新婚夫婦を見かけ、先生から“恋”について質問される。正直に答えると…/漫画 こころ④

    『漫画 こころ』(夏目漱石:原作、有栖サリ:漫画/文響社)第4回【全4回】日本人なら誰もが知る、夏目漱石の「こころ」。高校の教科書にも掲載の名作を、気鋭のBL漫画家…

    マンガ

    2024/5/26

  • 連載

    妻さえ伴れていった事がない――。先生はひとりで誰の墓参りをしているのか…/漫画 こころ③

    『漫画 こころ』(夏目漱石:原作、有栖サリ:漫画/文響社)第3回【全4回】日本人なら誰もが知る、夏目漱石の「こころ」。高校の教科書にも掲載の名作を、気鋭のBL漫画家…

    マンガ

    2024/5/25

  • 連載

    西洋人と対等に話す男性にドキッ! 彼がメガネを探していて、これは近づくチャンス!/漫画 こころ②

    『漫画 こころ』(夏目漱石:原作、有栖サリ:漫画/文響社)第2回【全4回】日本人なら誰もが知る、夏目漱石の「こころ」。高校の教科書にも掲載の名作を、気鋭のBL漫画家…

    マンガ

    2024/5/24

  • 連載

    まだ書生だった頃、鎌倉である男性と出会い、彼を「先生」と呼んでいた/漫画 こころ①

    『漫画 こころ』(夏目漱石:原作、有栖サリ:漫画/文響社)第1回【全4回】日本人なら誰もが知る、夏目漱石の「こころ」。高校の教科書にも掲載の名作を、気鋭のBL漫画家…

    マンガ

    2024/5/23

  • 連載

    価値観の違いに不安を感じた少年は、いつしか道化を演じるように/漫画 人間失格④

    『漫画 人間失格』(太宰治:著、森稟:漫画/文響社)第4回【全4回】 なぜ人生はこんなにも生きづらいのか――。夏目漱石『こころ』と累計発行部数のトップを争う、太宰治の…

    マンガ

    2024/5/22

  • 連載

    土産に何がほしいか聞かれた少年は、父親に忖度しシシマイを頼む/漫画 人間失格③

    『漫画 人間失格』(太宰治:著、森稟:漫画/文響社)第3回【全4回】 なぜ人生はこんなにも生きづらいのか――。夏目漱石『こころ』と累計発行部数のトップを争う、太宰治の…

    マンガ

    2024/5/21

  • 連載

    ドストエフスキーの名作『罪と罰』ってどんな話? 不吉な数字「13」や神聖の象徴「7」が盛り込まれた考察必至の1冊/斉藤紳士のガチ文学レビュー⑤

    『罪と罰』(ドストエフスキー/光文社) 「読書好きなら読んでおかないと」と言われる小説の代表格、それがフョードル・ドストエフスキーの『罪と罰』ではないでしょうか…

    文芸・カルチャー

    2024/5/20

  • 連載

    少年にとって食事の時間は、食べることを強要される一種の儀式/漫画 人間失格②

    『漫画 人間失格』(太宰治:著、森稟:漫画/文響社)第2回【全4回】 なぜ人生はこんなにも生きづらいのか――。夏目漱石『こころ』と累計発行部数のトップを争う、太宰治の…

    マンガ

    2024/5/20

  • 連載

    人間も花も同じようにはかなく、無常を感じずにはいられない/漫画方丈記 日本最古の災害文学③

    『漫画方丈記 日本最古の災害文学』(鴨長明:著、信吉:漫画、養老孟司:解説/文響社)第3回【全3回】『枕草子』『徒然草』とならぶ日本三大随筆『方丈記』を漫画化! ミ…

    マンガ

    2024/5/20

  • 連載

    とある人間の生涯を写した3枚の写真には、どこか異様な雰囲気が漂っていた/漫画 人間失格①

    『漫画 人間失格』(太宰治:著、森稟:漫画/文響社)第1回【全4回】 なぜ人生はこんなにも生きづらいのか――。夏目漱石『こころ』と累計発行部数のトップを争う、太宰治の…

    マンガ

    2024/5/19

  • 連載

    長明は都の暮らしを捨て、山奥で気ままな隠遁生活を送る/漫画方丈記 日本最古の災害文学②

    『漫画方丈記 日本最古の災害文学』(鴨長明:著、信吉:漫画、養老孟司:解説/文響社)第2回【全3回】『枕草子』『徒然草』とならぶ日本三大随筆『方丈記』を漫画化! ミ…

    マンガ

    2024/5/19

  • 連載

    災害、出世争いを経験した鴨長明がたどり着いた境地とは?/漫画方丈記 日本最古の災害文学①

    『漫画方丈記 日本最古の災害文学』(鴨長明:著、信吉:漫画、養老孟司:解説/文響社)第1回【全3回】『枕草子』『徒然草』とならぶ日本三大随筆『方丈記』を漫画化! ミ…

    マンガ

    2024/5/18

  • レビュー

  • 連載

    日本一書き出しが有名な小説・川端康成『雪国』。実は倫理的に問題のある物語…!?/斉藤紳士のガチ文学レビュー④

    『雪国』(川端康成/KADOKAWA) 日本一有名な小説の書き出しとは?というアンケートをとれば文句なく一位を獲るのはこの名文だろう。 国境の長いトンネルを抜けると雪国で…

    文芸・カルチャー

    2024/5/6

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    婚約者が結核に...。サナトリウムで暮らすふたりは、残された日々に幸せを見出していく/山田全自動の日本文学でござる③

    『山田全自動の日本文学でござる』(山田全自動/辰巳出版)第3回【全3回】文学初心者大歓迎! 日常のあるあるネタを浮世絵調で描くことで大人気のイラストレーター・山田…

    マンガ

    2024/5/2

  • 連載

    「不吉な塊」に思い悩む主人公。お気に入りの八百屋で見つけた“檸檬”が、彼のうっぷんを晴らす/山田全自動の日本文学でござる②

    『山田全自動の日本文学でござる』(山田全自動/辰巳出版)第2回【全3回】文学初心者大歓迎! 日常のあるあるネタを浮世絵調で描くことで大人気のイラストレーター・山田…

    マンガ

    2024/5/1

  • 連載

    しくじり続きの人生が嫌になる弥次と喜多。伊勢参りを口実に、江戸を離れたふたりの珍道中が始まる/山田全自動の日本文学でござる①

    『山田全自動の日本文学でござる』(山田全自動/辰巳出版)第1回【全3回】文学初心者大歓迎! 日常のあるあるネタを浮世絵調で描くことで大人気のイラストレーター・山田…

    マンガ

    2024/4/30

  • レビュー

  • 連載

    村上春樹史上最も売れた『ノルウェイの森』ってどんな話? 「最高の恋愛小説」と言われるが…/斉藤紳士のガチ文学レビュー③

    『ノルウェイの森』(村上春樹/講談社) 僕は三十七歳で、そのときボーイング747のシートに座っていた。 飛行機が着地を完了すると禁煙のサインが消え、天井のスピーカー…

    文芸・カルチャー

    2024/4/22

  • 連載

    紫式部『源氏物語 二十一帖 乙女』あらすじ紹介。 源氏の息子・夕霧に与えられた試練と苦い初恋。幼い恋を阻む大人の事情

     平安文学の名作として知られる『源氏物語』は、千年以上たった今でも世界中で読み継がれている作品です。教科書で取り扱われることも多い作品ですが、古文で書かれてい…

    文芸・カルチャー

    2024/4/12

  • 連載

    紫式部『源氏物語 二十帖 朝顔』あらすじ紹介。中年になった源氏、意中の女性にフラれる。“光る君”にも陰りが…!?

     平安文学の名作として知られる『源氏物語』は、千年以上たった今でも世界中で読み継がれている作品です。教科書で取り扱われることも多い作品ですが、古文で書かれてい…

    文芸・カルチャー

    2024/4/11

  • 連載

    紫式部『源氏物語 十九帖 薄雲』あらすじ紹介。恋い慕い続けた藤壺の死。悲しみに暮れる中、源氏最大の秘密が露呈!?

     平安文学の名作として知られる『源氏物語』は、千年以上たった今でも世界中で読み継がれている作品です。教科書で取り扱われることも多い作品ですが、古文で書かれてい…

    文芸・カルチャー

    2024/4/10

  • 連載

    紫式部『源氏物語 十八帖 松風』あらすじ紹介。ついに愛娘と対面した源氏。正妻に他の女性との子を育ててほしいと依頼すると?

     平安文学の名作として知られる『源氏物語』は、千年以上たった今でも世界中で読み継がれている作品です。教科書で取り扱われることも多い作品ですが、古文で書かれてい…

    文芸・カルチャー

    2024/4/9