ひなまつりの絵本(2023年2月 新刊&おすすめ絵本)
公開日:2023/2/25

3月3日はひな祭り。桃の節句とも呼ばれ、女の子の成長を願ってひな人形を飾り、ちらし寿司やハマグリのお吸い物を作って、お祝いをする日です。
皆さんのお家はひな人形を飾りましたか? 一般的に節分が終わり、「立春(2月4日ごろ)」を目安に飾ることが良いとされています。ひな人形をまだ出していないというご家庭も、ひな人形を飾ってひな祭りに向けて気分を盛り上げてみてはいかがでしょう?
ひな人形を飾った後は、ここでご紹介しているひな祭りの絵本もぜひ読んでくださいね。
おひなさまの大冒険!?『 ひなまつりルンルンおんなのこの日!』 ひな祭りの豆知識や料理、工作もできちゃうコラム付き
ひなまつりルンルンおんなのこの日!
作:ますだ ゆうこ絵:たちもと みちこ
出版社からの内容紹介
ひなまつりの日、ゆずちゃんの家のおひなさまたちは、ゆずちゃんがお出かけしている間に大冒険をはじめたから、さあ大変! ますだ&たちもとのコンビで贈るシリーズ、ひなまつりのお話です。
風に飛ばされた色紙のおひなさまが降り立ったのはタンポポ野原。たんぽぽびなの作り方も載っている『のはらのひなまつり』
のはらのひなまつり-桃の節句-
作:神沢 利子絵:岩村 和朗
出版社からの内容紹介
色紙で作ったともこのおひなさまが、風にとばされてたんぽぽのはらの動物たちのところへ。人間も動物もひとつになれる幼児の遊びの世界で、ひなまつりの楽しい情景をいきいきと伝えます。たんぽぽびなの作り方付。
『おひなさまの平安生活えほん』で、おひなさまのモデルになった平安貴族の暮らしを見てみよう!
おひなさまの平安生活えほん
作・絵:堀川 理万子
出版社からの内容紹介
いつどこではじまったの?/どうして3月3日なの?/おひなさまのお食事は?/など、ひな祭りの由来やおひなさまの種類はもちろん、知っていそうで意外と知らないひな道具の使い道まで!おひなさまのモデルとなった平安貴族の暮らしぶりもわかる行事の絵本。
男の子だっておひなさま役をやってみたい? やっぱり恥ずかしい?『ぼくやってみるよ』
ぼくやってみるよ
作:寺村 輝夫絵:いもと ようこ
出版社からの内容紹介
おひなさまの役にえらばれたあかいもんちは、はずかしがって、くりのきにのぼってしまいました。ところが……。
おばあちゃんといっしょに行事食を作る絵本の第5弾『おばあちゃんのひなちらし』は家族で作れるひなちらしのレシピ付き
おばあちゃんのひなちらし
作:野村 たかあき
出版社からの内容紹介
3月3日のひなまつりは、女の子の成長と幸せを祝う日です。きりちゃんの家では、おばあちゃんが特製の「ひなちらし」を作ります。きりちゃんはお手伝いしながら、ひなまつりの由来や、ちらしずしや潮汁、ひしもちなど、ひなまつりの行事食に込められた意味を教えてもらいました……。おばあちゃんといっしょに行事食を作る絵本の第5弾。巻末に料理研究家・堀江ひろ子先生によるレシピが付いています。
人気シリーズ「ようかいむら」9作目『ようかいむらのどきどきひなまつり』は妖怪も楽しいひな祭りの一日
ようかいむらのどきどきひなまつり
作・絵:たかい よしかず
みどころ
たかいよしかずさんの人気シリーズ「ようかいむら」9作目は、妖怪も楽しいひな祭りの一日です。
ようかいむらでは、毎年、誰がひな壇にのぼるかで、ひな飾りを決めているんですって。
さて「おひなさまに なりたい ひとー」とのっぺらぼうが声をかけると、「そりゃ どうみても わしじゃろうて」と砂かけばばあ。
おさかべひめの妖怪、かべっちも「わらわで きまりじゃ」と負けません。
雪女のぶるるも立候補して、3人対決がはじまりました。
三つ巴の勝負、一体誰がおひなさまになるの!?……と思ったら意外な展開に。
続く「おだいりさまになりたいひと~~~」にも大騒ぎ。
たくさんの妖怪が名乗り出ますが、三人官女に五人ばやしも決めなければなりません。
ひな壇は無事に完成するのでしょうか……?
「見た人を元気にする作品づくり」をモットーに掲げる、作者のたかいよしかずさん。
登場するのは、ユーモラスで愛嬌がある妖怪ばかりです。
本作では住人が「我こそは」と、ひな壇に上がることを競うため、いつもの登場人物からレアなキャラクターまでいっぱい。
シリーズファンにはおなじみの、くすっと笑えるオチもぜひお楽しみに!
毎回ちょっとした絵探しなどのお楽しみがあるシリーズですが、今回は「あみだくじ」があります。親子で遊んでくださいね。
行事絵本の決定版!『かこさとし こどもの行事 しぜんと生活 3月のまき』絵本作家・かこさとしさんが3月に込めた思いを感じてください
かこさとし こどもの行事 しぜんと生活 3月のまき
文・絵:かこ さとし
出版社からの内容紹介
ひなまつり、お水とり、お彼岸など、たくさんの絵で行事の由来をわかりやすく紹介する行事絵本の決定版! 啓蟄、春分、春の星、春一番や、東日本大震災にもふれます。