献立も材料も考えなくてOK! 週2回の買い物で、1週間乗り切れる最強レシピ【作ってみた】
更新日:2020/7/23

料理を作るにあたって、献立を考えるのも大変ですが、材料を考えて買いに行くのもなかなか面倒だったりしませんか?「あぁ誰か、代わりに献立と材料を考えてくれたらいいのに…」。そんなわがままを叶えてくれる1冊『レタスクラブ 毎日の晩ごはんBOOK Vol.1 夏~秋編』(KADOKAWA)が発売されました。
本書では、1週間分の材料と献立がすでに決められているので、それを準備すればあとはレシピにそって作るだけ。しかも、「買い物メモ」にそって、週に2回の買い物で買った材料は、1週間で使いきれるように計算されているので、最後まで余すところなく使えるのも嬉しい。そこで今回は、暑い季節に使える、2品献立ばかりを紹介した週献立から3品を実際に作ってみました。

1、電子レンジで加熱するだけで味しみしみ「レンジ肉豆腐」(P.68)

耐熱ボウルに削りがつお、みりん、しょうゆ、酒、砂糖、水を入れ、豚こま切れ肉を加えてよく混ぜます。ここに、水けを取ったもめん豆腐、にらを順にのせ、ふんわりとラップをかけたら、600wの電子レンジで7分ほど加熱します。その後、そのまま1分ほどおいてラップをはずし、全体を混ぜて味をなじませれば完成です。
1品目は、電子レンジで作れるスタミナレシピ「レンジ肉豆腐」です。暑い日は、キッチンで火を使うのも億劫になりますよね。少しでも火を使う時間を短く、でもボリュームがあってエネルギーになる料理をということで、豚肉と豆腐を、電子レンジだけで調理しました。食べてみると、本当にレンチンだけで作ったの? と思ってしまうほど、肉にも豆腐にもしっかり味がしみこんでいて、かなり手が込んだような仕上がりに。でも、意外とさっぱりした味付けなので、暑さで食欲がなくても、もりもり食べられる一品です。
2、シンプルだけど、うまみが凝縮した「ブロッコリーと卵の塩炒め」(P.68)

ブロッコリーと水をフライパンに入れ、ふたをして2分ほど蒸し焼きにします。ふたを外し、オリーブ油を加えて炒めたら、溶き卵を流し入れ、ざっと混ぜます。最後に塩、粗びき黒こしょうをふって炒め合わせれば「ブロッコリーと卵の塩炒め」の完成です。
2品目は、1の電子レンジ調理している間に作れてしまう炒めものレシピです。ブロッコリーを蒸し焼きにすることで、うまみが凝縮され、ここにさらに卵が絡むと、シンプルな味つけにも関わらず、野菜の甘みをしっかり感じられる奥深い一皿に。火を使うと言っても、トータル5分もかからずに作れ、彩りも鮮やかなので、暑い夏の食卓にピッタリです。1の肉豆腐とこの塩炒めの2品と、あとは白飯があれば、トータル15分ほどで立派な晩ごはんの出来上がり!
3、えのきを買い足せば、新たな1品が完成!「ブロッコリーとえのきのスープ」(P.70)

鍋にオリーブ油を熱し、ブロッコリーとえのきを炒める。ここに、酒、水、とりガラスープの素、しょうゆ、塩を加えて混ぜ、3分ほど煮れば完成。
3品目は、週の途中に買い足したえのきを使った「ブロッコリーとえのきのスープ」です。もともとあったブロッコリーにえのきをプラスするという、一見あまり見ない組み合わせですが、うす味仕立てのスープで煮込むことで、両方から出たうまみがうまく合わさり、えのきのつるんとした食感も相まって、暑い中でも美味しく飲めます。どちらも火が通りやすい食材なので、短時間で作れるのもありがたい。味の主張が強くないので、いろいろなジャンルの料理に合う、万能スープです。
これら3品以外にこの週では、牛肉サラダ献立、焼きつくね献立など、2品で十分お腹いっぱいになるレシピが紹介されています。また、他の週についても、切るのも少なめで手間がかからないレシピばかりを集めた週献立や、残暑の疲れを癒すレシピばかりを集めた週献立など、各テーマにそって献立が考えられているので、その時の体の調子などに合わせて選ぶことも可能です。
献立・材料が決まっていれば、時間&お金の節約にも
料理が苦手な人は、献立を考えるのも、買い物をするのも苦手だったりしませんか?しかも、献立も考えつかないから、ついついいろんな食材を買ってしまって、結果的にムダ使いをしてしまったり…。でも、最初から献立も材料も決められていれば、考えるための時間や浪費もなくなり、ただ、書かれたように作るだけなので、料理を作るストレスもなし! そして、余った時間&お金を自分の好きなことに使えるとあって、まさに良いことづくし。さぁ、考えるのは止めて、効率よく、楽しく美味しい料理を作りませんか?
文=JUNKO