「信の成長めっちゃ早いな!」 アニメ「キングダム」4話、ヒョウ公軍を鼓舞する信の姿に大反響

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更新日:2020/7/6

『キングダム』57巻(原泰久/集英社)

 2020年4月26日(日)に放送されたアニメ「キングダム」3期4話。飛信隊を率いる信が戦況を動かすほどの活躍を見せ、「カッコよすぎてますます惚れるわ」「信の成長めっちゃ早いな!」と視聴者を盛りあげた。

 秦の大将軍・ヒョウ公の号令により始まった国門「函谷関」での攻防戦。ヒョウ公軍の元に配属された飛信隊も続き、「ぶちかませー!」という信の怒声が戦場に響き渡る。彼らは次々と趙軍の兵士を倒していくが、趙の将軍・李白はなぜか動く気配を見せないまま。ヒョウ公も異変に気づき、ついには進軍の流れが止まってしまう。彼らの動きは趙軍総大将・李牧が信頼を寄せる副将・慶舎に読まれており、いつの間にか彼の術中に絡め取られていたのだ。

 ヒョウ公は疲弊した前列の兵士たちを後列へと配置を変え、左手に進軍するよう指示。すると慶舎の命令により趙軍が李白軍を抜け、ヒョウ公軍の背後へと周りこんだ。真後ろから襲撃を受けた兵士たちに成す術はなく、前方の兵士たちは助けに戻れずヒョウ公ですら身動きが取れない。慶舎の戦略には李白軍の兵たちも驚きを隠せず、李白は「ヒョウ公の敗因は慶舎様という将軍を知らなかったことだ」と語る。

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 ヒョウ公軍は圧倒的に不利な状況へ追いこまれたものの、趙軍の前に立ちふさがった信が「どうしたヒョウ公兵! テメェらの力はそんなもんか!」と絶叫。「よっかかるもんが必要ならこの飛信隊の信に掴まって、奮い立ちあがれヒョウ公兵!」という言葉に兵士たちも鼓舞され、活気を取り戻した彼らは一気に反撃へと転じていった──。

 苦境を切り抜け、戦況に変化をもたらした信。ヒョウ公から「本能型の武将の才が目覚めてきておるぞ」と評価されるほどで、ネット上にも「檄を飛ばす姿が熱い! 鳥肌が立ったよ」「千人将が戦局を動かす展開は胸が高鳴る」「本能のまま叫んでいる言葉だからこそ胸に響くね」といった反応が寄せられている。

 一方で魏国軍総大将・呉鳳明は、函谷関の最上段にも届く井闌車(せいらんしゃ)を用意。難攻不落と思われた函谷関に危機が迫る中、信たちは合従軍の侵攻を止めることができるのだろうか。

■アニメ「キングダム」
放送時間:毎週日曜 24:15
原作:原泰久
監督:今泉賢一
シリーズ構成:高木登
出演:森田成一、福山潤、釘宮理恵、玄田哲章 ほか