チョウチョがなつかしの味を求めて青果店へ『キャベツがたべたいのです』予測不可能な展開がおもしろい!<ブランニュープラチナブック>

文芸・カルチャー

公開日:2023/3/4

5匹のチョウチョの表情がたまらない! シュールさが漂うシゲタサヤカさんの世界を目でもたっぷり味わおう♪『キャベツがたべたいのです』

キャベツがたべたいのです

著:シゲタサヤカ

出版社からの内容紹介

「花のミツなんて甘いだけ。
やっぱりあの味が忘れられない!」
なつかしい味を求めて5匹のチョウチョたちが辿りついたのは、一軒の八百屋さん。
はたして、彼らの願いはかなうのでしょうか!?

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レビューをご紹介

まさかの展開にビックリ!!

タイトルを見たときから、どんなおはなしなんだろう? と興味津々でした。読んでみたら!!! まさかの展開にビックリ度肝を抜かれました! そうきましたか~!!

キャベツの味が忘れられないチョウチョたち。チョウチョの嘆きを聞いた青果店のおじさんが「まかしとけ!」とキャベツジュースを作ってくれますが、チョウチョたちは満足できません。

そしてチョウチョたちは口をそろえて言いました。
「おじさん!ぼくたちキャベツがたべたいのです!」
そこで青果店のおじさんが作ってくれたのは……。

衝撃の展開でした! そしてその後もまたまたビックリ!!!

最後のページ、おもしろいですね! 真面目になったコックも見つけました! 全然かわいらしくないチョウチョがシュールでしたが、2歳と7歳の娘のお気に入りになりました。

シゲタさん作品、予想もつかない展開でおもしろいですね! オススメです!!
(ゆりわんちゃんさん)

青果店のおじさんがいっぱい

シゲタサヤカさんの絵本はどれもとてもおもしろいですが、このきゃべつのおはなしは、スケールが大きいというか、予想外の展開で驚きました。

子どもの時の記憶と言うものが、おおきくなってからも味覚を左右する、などと言うのはよく聞いたりしますが、さなぎと蝶々じゃ、食べ方が違うので、なるほど……どうしたらよいのかしら? と思いました。
青果店のやさしいおじさんが大活躍ですが、やっぱりジュースじゃダメなのね。そして特製ジュースの登場と、あっと驚く展開でした。

(capellaさん)

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