大人だって絵本が好き。くつろぎタイムは、「絵本ナビ限定 ロングセラー絵本マグカップ」シリーズと一緒に…

文芸・カルチャー

公開日:2023/5/9

その絵を見れば思い出す、大好きだったあの絵本。大人になったって、キャラクターたちと一緒に過ごせば心が躍るものです。子どもの頃から親しんできた絵本がそのままマグカップになった「絵本ナビ限定 ロングセラー絵本マグカップ」シリーズは、絵本ナビの人気商品。ほっとひと息つきたいお茶の時間、こんなマグカップを揃えてみるのも楽しいですよね。

大好きだったあの絵本がマグカップに! 「絵本ナビ限定 ロングセラー絵本マグカップ」シリーズ

【絵本ナビ限定】ロングセラー絵本マグカップ だるまちゃんとかみなりちゃん

【絵本ナビ限定】ロングセラー絵本マグカップ だるまちゃんとかみなりちゃん
税込価格:  ¥1,980

大好きな絵本がマグカップになるという、夢のような企画から生まれたのがこちら。
絵本ナビでも大人気の 絵本『だるまちゃんとかみなりちゃん』のマグカップです。見た目はホーローのようなテイストですが、美濃焼で作られたずっしりと頼もしいマグカップ。中の色とだるまちゃんの赤が効果的にマッチしていて、品質もデザインも良いものに仕上がりました。

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【サイズ】約φ83×H80mm
【容 量】280ml
【素 材】磁器
【生 産】日本製(美濃焼)

仲良く肩を組んだだるまちゃんとかみなりちゃんのこの笑顔。ふわっと心がときほぐされていくようです。裏側にはだるまちゃんがおうちに帰る可愛らしい場面も。

【絵本ナビ限定】ロングセラー絵本マグカップ ねないこだれだ

【絵本ナビ限定】ロングセラー絵本マグカップ ねないこだれだ
税込価格:  ¥1,980

こちらは1969年の発売以来、ずっと日本中の親子を楽しませ続けてきてくれたせなけいこさんの傑作絵本『ねないこだれだ』のマグカップ。マグカップの中の色は、絵本の表紙でアクセントになっている青色です。

【サイズ】約φ83×H80mm
【容 量】280ml
【素 材】磁器
【生 産】日本製(美濃焼)

お茶の時間にはもちろん、仕事場や在宅ワークのお供にも。集中しすぎた時には、おばけと一緒に一息ついて。

【絵本ナビ限定】ロングセラー絵本マグカップ こんとあき

 

【絵本ナビ限定】ロングセラー絵本マグカップ こんとあき
税込価格:  ¥1,980

子どもから大人まで、多くの人に愛され続けている林明子さんの絵本『こんとあき』のマグカップ。マグカップの中の色は、こんのお洋服のようなオレンジ色です。

【サイズ】約φ83×H80mm
【容 量】280ml
【素 材】磁器
【生 産】日本製(美濃焼)

 

マグカップに描かれているのは、こんのしっぽが汽車のドアに挟まれてしまい、そのままあきちゃんとお弁当を食べているところ。車掌さんにきちんと切符を見せるこんは、なんて頼もしいのでしょう。一方、裏にはお風呂に入りたくなくて逃げるこん。こんな子どもらしい一面も愛しいですよね。

【絵本ナビ限定】ロングセラー絵本マグカップ おつきさまこんばんは

【絵本ナビ限定】ロングセラー絵本マグカップ おつきさまこんばんは
税込価格:  ¥1,980

小さな子どもたちに絶大な人気を誇る絵本『おつきさまこんばんは』のマグカップ。こちらも林明子さんの作品ですね。マグカップの中の色は、お月さまをイメージした黄色です。

【サイズ】約φ83×H80mm
【容 量】280ml
【素 材】磁器
【生 産】日本製(美濃焼)

描かれているのは、表紙と同じお月さま。おはなしが始まる前の優しい雰囲気を、そのままマグカップでも味わうことができます。裏側には、裏表紙で「べー」をしていお月さま。なんておちゃめな表情なのでしょう! 絵本を読み返したくなっちゃいますよね。

【絵本ナビ限定】ロングセラー絵本マグカップ4個セット(ギフトラッピング込)

【絵本ナビ限定】ロングセラー絵本マグカップ4個セット(ギフトラッピング込)
税込価格:  ¥7,920

「【絵本ナビ限定】ロングセラー絵本マグカップ」シリーズの「ねないこだれだ」「だるまちゃんとかみなりちゃん」「こんとあき」「おつきさまこんばんは」を無料でラッピングしてお届けするお得なセットもあります!

お友だちを招いた時には、こんなにぎやかな食卓に。 絵本の思い出話で盛り上がることも…?

家族でお気に入りを一つずつ揃えるのも楽しそうですよね。もちろんギフトとしても、きっと喜んでもらえるはず。絵本とのセット商品もあります♪

もう一度読んでみたくなったのは、どの絵本?

子どもの頃に好きだったこの絵本、どんなお話だったかな? 子どもと一緒にもう一度読んでみようかな? ……そんな風に思ったら、すぐに手元に用意して読んでみてくださいね。きっとまた、あの頃とは違った味わい方ができるはずですよ。

だるまちゃんとかみなりちゃん

作・絵:加古 里子

みどころ

雨の日。だるまちゃんが外に遊びに行こうとしたら、何かへんなものが…
「ぴかぴか ごろごろ がらがら どしん」
空から落ちてきたのは、かみなりちゃんと浮き輪!

泣いているかみなりちゃんのために、だるまちゃんは木に引っかかっている浮き輪を取ってあげようとします。ところが、だるまちゃんとかみなりちゃんの背じゃ届かないのです。困っていると、そこへやって来たのはかみなりどん。大きなくもに乗って、かみなりちゃんを迎えにきたのです。

かみなりどんは、お礼にと、だるまちゃんをくもに乗せて「かみなりの国」に招待してくれたのですが、そこは驚く様な素敵な世界で…!?

だるまちゃんと、そのお友だちが繰り広げる様々な「遊び」の世界。それを愛らしい物語にしたかこさとしさんの大人気「だるまちゃん」シリーズ。「かみなりちゃん」が登場する本作はシリーズ2冊目です。

主人公が日本の伝統玩具の「だるま」をモチーフにしていることでも驚きますが、今回登場するお友だちは、かみなりの男の子。二人の組み合わせが最高に個性的でユニークですよね。困った顔をしていたかと思えば、迫力のある真剣に考える顔になったり、楽しそうに笑っていたり。二人を見ているだけでもこの絵本は飽きることがありません。でも、何より魅力的なのは、想像していたよりずっと先進的な「かみなりの国」。発売から50年が経った今見たって、立派な未来都市です。そして、登場するもの全てに二本の「つの」が付いている遊びゴコロも、かこさんは忘れてはいません。

シリーズの中でもずっと人気のあるこの絵本。ママやパパが子どもの頃に読んで覚えているくらい、名場面がたくさん! 今でも小さな子どもたちの心を捉えて離さないのは、読んで納得の1冊です。

磯崎園子(絵本ナビ編集長)

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ねないこ だれだ

作・絵:せな けいこ

みどころ

時計が9時を指して鳴ります。ボン、ボン、ボン…。
「こんな じかんに おきてるのは だれだ?」
ふくろうにみみずく、どらねこ、それともどろぼう?
いえ、いえ、夜中に起きているのは……おばけ!
おばけの時間です。

あれあれ、こんな時間に起きている女の子がいましたよ。
夜中はおばけの時間のはず、いったいどうなっちゃうのでしょう?

ママやパパの子どもの頃からずっと読まれ続けている、せなけいこさんの描く「おばけ絵本」の最高傑作『ねないこだれだ』。大人になってから改めて読んでみると、意外な怖さに驚きます。だって、最後に女の子が連れていかれたのは…!? そのインパクトは強烈です。ずっと記憶に残っている、という方も多いことでしょう。

でも、記憶に残っているのは「怖い」だけではありません。なんといっても主人公となる「おばけ」です。いや、子どもたちにとってはこの「おばけ」会いたさに、繰り返し読んでもらっていたりするのです。一度見たら目が離せなくなる魅力。
「怖いけど、好き」
この感情こそ、絵本が永遠に愛され続けている最大のポイントなのかもしれません。

さあ、ドキドキのおやすみ時間。
今晩もパパやママと一緒に過ごしてから、すぐに目を瞑って寝ましょうね。
じゃないと、君もおばけのせかいに……!?

磯崎園子(絵本ナビ編集長)

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こんとあき

作:林 明子

みどころ

あきの誕生をじっと座って待っているこの子は、ぬいぐるみのこん。遠く離れた「さきゅうまち」に住むおばあちゃんに頼まれて、あきのお守りにやってきたのです。

赤ちゃんのあきの可愛さに胸がドキドキするこん、あきのお守り役、遊び相手として大活躍するこん。そのうちに、あきがこんの背を追い越し、古くなったこんの腕がほころびると、おばあちゃんに直してもらおうと、こんはあきを連れ、きしゃに乗って出かけます。

健気なこんは、なかなか頼もしい存在です。でも、小さなぬいぐるみのこんとの二人旅。何事もなく到着するわけもなく…次から次へとハプニングが起き、読んでいる方はハラハラ。当たり前ですよね、子どもたちには大冒険です。はぐれてしまったり、こんのほころびがひどくなったり。二人の心情が手に取るように伝わってきます。大丈夫かな、ちゃんとおばあちゃんのところにたどり着いたのかな。

読み終わってみれば、誰もが安堵と幸せな気持ちに包まれるこの絵本。「こんとあき」の世界にすっかり引きこまれていたことに、後から気付くのです。表情がないはずのこんから沢山の感情を感じとったり、守られているだけのはずだったあきちゃんの必死で踏ん張る姿を垣間みたり。二人の前に広がる砂丘の風景も忘れられません。そして全体を通して感じるのは、二人を取り巻く家族の大きな愛情です。作者の優しい眼差しです。なんて魅力的な絵本なのでしょう。

大人になっても忘れることのない「あの頃」の気持ち。絵本を開く度に思い出させてくれる1冊でもあります。

磯崎園子(絵本ナビ編集長)

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おつきさまこんばんは

作:林 明子

みどころ

濃い紺色の夕闇の中で、三角屋根のおうちにあかりがつきます。
屋根の上に1匹、下に1匹のねこのシルエット。
「よるになったよ ほら おそらが くらい くらい」
「おや やねのうえが あかるくなった」
「おつきさまだ」
だんだん姿をあらわす、黄色くかがやくおつきさま。
もう1匹のねこも屋根にかけあがり、2匹の影はおつきさまを見あげます。
「おつきさま こんばんは」

目をふせて屋根の上に顔を半分だした、おつきさまの「いいおかお」といったら。
小さな絵本のまんなかに、本当に月がのぼったようです。
読んであげると、ページをめくるたびに、幼い子がいきいきと反応することにおどろきます。
雲に遮られおつきさまが泣きそうな顔をすれば、子どもも心配そう。
雲がいってしまえば、あーよかったとほっとします。
子どもは胸をときめかせて、おつきさまをながめ、「こんばんは」をするのでしょう。

今宵もまた、夜空を見あげれば、おつきさまに会える幸せ。
「こんばんは」「こんばんは」って互いにごあいさつする幸せ。
1986年発売以来、たくさんの子どもたちに支持されてきた本。
林明子さんの傑作の一つに数えられるあかちゃん絵本です。
裏表紙もかわいいですよ。

(大和田佳世 絵本ナビライター)

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