4/23は「子ども読書の日」 (復刊ドットコム)

文芸・カルチャー

更新日:2024/4/23

文部科学省が2001年に制定した、今日4/23は「子ども読書の日」。書店や図書館などで、これにちなんだイベントを開催しているところも多いのではないでしょうか。

活字離れと言われている今日この頃ですが・・・実際どうなのでしょう?

先日、絵本ナビさんにお伺いしたときに、福音館書店刊『スーホの白い馬』(大塚勇三再話/赤羽末吉画)を手に取り、奥付を見たところ、すでに140刷を超えておりました。赤羽末吉の絵のスケールの大きさと、行ったことのないモンゴルという国の空気と生活。物語が展開するにつれ、徐々に感情を揺さぶられたことを今でも覚えています。私が最初に読んだ1970年代から変わらずに版を重ねていることに、絵本の持つ力の大きさを感じました。

advertisement

さて、今日ご紹介するのは、『ほんはまっています のぞんでいます』かこさとし。

本を読むことや読書について、日本の子ども達は、ことあるごとにすすめられ、はげまされています。
ところが、どういうわけか、学年がすすみ、年齢が大きくなるにしたがい、だんだん本を読まなくなってしまうのです。
どうしてなのでしょうか?

かこさとし

図書館や、本とのつきあい方が楽しく紹介してある一冊です。

でも、本を読みたくない時はどうしたら?

そんなときは無理しないで外で遊んでいらっしゃい、と肩の力が抜けるような文章もあり、読んでいてうれしくなります。

学校や地域の図書館を活用して、お気に入りの本が増えるとよいですね。

 

ほんはまっています のぞんでいます

著者:かこ さとし

みどころ