加瀬 亮「ヘンリー、ミアと3人で遊びまわった、ハリウッド作品撮影現場のオフタイム」
更新日:2013/12/19
「海外の撮影現場は、
カジュアルというかリラックスしているというか、
空気感が日本と全然違います。
どっちがいい、悪いとかはないんですけど」
撮影期間中、何と言っても楽しかったのは、
ヘンリー・ホッパーとミア・ワシコウスカと過ごした
オフタイム。
「3人でいろんなことをしました。
ライブも、映画も、本屋も一緒に行きました。
人の家に遊びにも。
ヘンリーとはずいぶん仲良くなりました。
仲良くなり過ぎて、
芝居をしている時、相手が真剣な顔をしていると、
吹き出しちゃったりもしたくらいに(笑)。
ヘンリーとミアは、
これからハリウッドを担う役者になっていくでしょうね。
初々しくて、きれいで、
本当に素敵な2人だと思います。」
(取材・文=河村道子/写真=山口宏之)
加瀬 亮
かせ・りょう●1974年、神奈川県生まれ。俳優。2000年『五条霊戦記』で映画デビュー以来、数々の話題作に出演。06年『硫黄島からの手紙』でハリウッド映画初出演、『それでもボクはやってない』で、第31回日本アカデミー賞優秀主演男優賞ほか多数の賞を受賞。出演作に『重力ピエロ』『アウトレイジ』、現在、上映中の『東京オアシス』ほか多数。
メイク=宮田靖士(VaSO)スタイリスト=林 道雄 衣装協力=ジャケット 5万8800円(YAECA/YAECA ☎03-6426-7107)、シャツ 1万8900円(スリードッツ/スリードッツ代官山アドレス店 ☎03-5428-3792)、その他、スタイリスト私物
『あたごの浦 讃岐のおはなし』
月のとってもきれいな夜、あたごの浦の砂浜に魚たちが集まってきて、開かれるのはにぎやかな演芸会。鯛が木に登って見せたのは目にも鮮やかな……。蛸、ふぐ、かれいが、次々披露する、とっておきのかくし芸。“めでたきもの”を連想させる粋な趣向に、魚たちのはやし声も高まって──。おっとりとした讃岐弁が心地よい、何度も読みたくなる昔話。コミカルで繊細、色鮮やかな絵も見事!
映画『永遠の僕たち』
監督/ガス・ヴァン・サント 脚本/ジェイソン・リュウ 出演/ヘンリー・ホッパー、ミア・ワシコウスカ、加瀬亮ほか 配給/ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
12月23日(金・祝)より、 TOHOシネマズ シャンテ、シネマライズほか全国順次ロードショー
●死に囚われた少年と余命わずかの少女。そして2人を見守る死の世界から来た青年。生と死の狭間で出会った3人の世界が輝き出すピュアで奇妙なラブストーリー。恋人たちを演じるのは、故・デニス・ホッパーの息子、ヘンリー・ホッパーと『アリス・イン・ワンダーランド』のミア・ワシコウスカ。映像、音楽、衣装、そのどれもが美しい。