「糖質制限」×「◯◯」が売れる法則? 紀伊國屋書店 新宿本店書店員さんに聞いた“売れ筋”糖質オフ本5選!

健康・美容

2017/10/26

写真:Pixta

 ダイエットに一番熱が入るのは夏かもしれないが、糖質制限をしている人にとって季節は関係ない。さつまいもや栗、新米といった秋の味覚に糖質が多いのは、彼らにとっては常識。1日の糖質摂取量を◯gと決め、ストイックに糖質制限する人もいれば、アイス1個くらいは食べてもオッケーとゆるく続けている人と、制限基準は人それぞれ。

 短期間で体重を落とす方法として「糖質制限」はブームを越え、定着したといってもいいくらいだ。「結果にコミットする」でお馴染み、ライザップのCMで、芸能人が大減量に成功した姿は、毎回印象的だ。もしかしたらあなたの身近にもライザップ経験者がいるかもしれない。世の中の「糖質制限」への関心が高いように、出版の世界にもそれは見られる。糖質制限関連本が数多発売され、書店のレシピ本コーナーにはずらりと並ぶ。

 そこでダ・ヴィンチニュースは、紀伊國屋書店新宿本店6F実用書コーナーを担当する書店員石山さんに2017年の“売れ筋”をうかがった。

 「この売り場の全体の傾向としてゴリゴリに専門的な食事療法というよりは、手軽に取り入れられる形で紹介されている本が人気です。「つくりおき」や「10分でつくれる~」といったレシピ本はロングセラーとなっています」と話す石山さん。その中でも「糖質制限」に関する書籍5冊を紹介してもらった。

■「糖質制限」×「血糖値」

『血糖値が下がる糖質制限食のすべて』(主婦の友社)

 主食を抜いて、おかずを中心に食べ、血糖値を効果的に下げようという本書。難しいカロリー制限はせず、ダイエットにも有効で、肉や蒸留酒ならお酒も楽しめる「糖質制限食」のすべてをオールカラーの図解で紹介します。

「メンタル面をフォローした内容や具体的な献立が掲載されている」のが人気の理由だそう。「糖尿病予防に手に取られるご年配の方もいる」んだとか。

■「糖質制限」×「ライザップ」

『ライザップ糖質量ハンドブック』(RIZAP株式会社/日本文芸社)

 自宅でも外出先でも1日3食ライザップ式糖質コントロールが簡単にできるのがウリ!本書は、約1000種類の食材に含まれる糖質量がわかる、ハンドブックだ。また、糖質だけでなく、カロリーやたんぱく質、脂質、塩分、GI値なども掲載されているので徹底して食事管理できるのがうれしい。

「ライザップの本は多数でていて他のシリーズとセットで買われる方も多い」と目立って売れ行きがいいというライザップ公式本。

■「糖質制限」×「作りおき」

『糖質オフのやせる作りおき』(牧田善二/新星出版社)

 糖尿病専門医の牧田善二先生による「作りおき」レシピ本。忙しい人でもいろいろな食材をバランスよく食べられる「作りおき」生活は、ダイエットの強い味方! 本書は簡単に作れる「糖質オフの作りおきおかず」を約100レシピ紹介。カロリーは全く気にせず、お肉も魚も野菜もたっぷり食べてやせられるのがポイント。

 「作りおきは時短にもなり、本書は、冷凍または冷蔵で何日間保存できるかが記載されているのがポイントです。『つくおき』や『やせるおかず作りおき』などの料理書がヒットした影響も相まって売れているのでは」とのこと。糖質オフとつくりおきは、我慢せずに痩せたい、日々忙しい現代人にとって最強の組み合わせかもしれない。

■「糖質制限」×「時短」

『帰宅して10分で作れる 糖質制限やせる夜ごはん』(川上晶也:著、小林利和:監修/芸文社)

 すべて包丁・まな板いらず、10分以内で作れるワンプレートレシピを110紹介した本書。

 「おつまみのような一皿メニューが多く紹介されています。レシピの分量は、1人分でひとり暮らしの人向けという特徴が人気の理由なのでは」とのこと。

 疲れて帰宅すると、すぐに食べられて満腹になる、おにぎりやお弁当、カップラーメンなど糖質たっぷりのメニューで済ませてしまいがち。夜こそ糖質オフをしたい人にオススメの1冊。

■「糖質制限」×「節約」

『いつも買うもやし・卵・とうふで! おいしい糖質オフ』(主婦の友社)

 「もやしなどキャッチーな食材が入っているタイトルにひきがあって、節約に特化している点が人気の理由だと思います」とのこと。低糖質で、1年中価格に大きな変動がない身近な3食材「もやし・卵・とうふ」をつかったレシピは、節約と糖質オフが同時にできる優れもの! また、代謝の低下を招くため、筋力を落としたくない糖質制限中に特に摂取したいのが高タンパク質な「卵」と「とうふ」。レシピのマンネリにも一役買いそうな1冊だ。同シリーズで今年8月に発売された『いつも買う鶏むね・豚こまで! おいしい糖質オフ』も要チェック。

 糖質制限中の献立バリエーションに飽きてしまった、さらに糖質制限食を極めたいという人は、ぜひ売れ筋の本から手にとってみてほしい。