これからの時代を生き抜くために! ビジネスマンが読んでおくべき本まとめ

ビジネス

2018/11/22

 これほどまでに“先が見通せない”時代があっただろうか。インターネットの登場により企業の市場環境の変化が急速に早まった一方で、我々の寿命は延び続けている。ベストセラーとなった『LIFE SHIFT』(リンダ・グラットン、アンドリュー・スコット:著、池村千秋:訳/東洋経済新報社)は、従来の教育→労働→引退という単純なライフステージが通用しなくなり、“マルチステージ”の時代がやってくると予見した。そんな予測不能の時代を生き抜くために、ビジネスマンが“今”読むべき本を5冊紹介する。

■“GAFA”は我々の生活を如何にして変えたのか?


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    『the four GAFA 四騎士が創り変えた世界』(スコット・ギャロウェイ:著、渡会圭子:訳/東洋経済新報社)
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 現代のビジネスを語る上で、GAFA――Google、Apple、Facebook、Amazonの4社は避けて通れない。世界中でたくさんの人がiPhoneを持ち、Googleで検索し、Facebookで人と繋がり、Amazonで買い物をしている。GAFAは私たちの生活を一変させ、サービスによって手に入れた莫大な個人情報を保有している。本書『the four GAFA 四騎士が創り変えた世界』(スコット・ギャロウェイ:著、渡会圭子:訳/東洋経済新報社)は、そんなGAFAの秘密に迫り、どんな“第5の企業”が現れるかを考察する。本書で“これまでの10年”に起きた激変を総括し、“次の10年”を生き残るための武器を手に入れてほしい。

■シンギュラリティは来ない。だが、人間はAIに負けるかもしれない


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    『AI vs. 教科書が読めない子どもたち』(新井紀子/東洋経済新報社)
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 本書『AI vs. 教科書が読めない子どもたち』(新井紀子/東洋経済新報社)の内容は衝撃的だ。著者は、近年ホラーのように語られる“シンギュラリティ”を否定しながらも、すでにAIは“MARCH合格レベル”に達していると語る。これは、逆に言えば、既に多くの高校生がAIに負けているということだ。そして、著者が行った中高生の読解力調査からは、にわかには信じがたいレベルの“読解力不足”が明らかになる…。AIが今以上に発達したとき、AIにできない仕事ができる“人間”はどれくらいいるのだろうか…?

■ベストセラー『LIFE SHIFT』をまんがでわかりやすく学ぶ!


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    『まんがでわかる LIFE SHIFT』(リンダ・グラットン、アンドリュー・スコット:著、星井博文:原作、松枝尚嗣:まんが/東洋経済新報社)
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 冒頭でふれた『LIFE SHIFT』のエッセンスを抽出し、ストーリー仕立てでわかりやすく解説するのが『まんがでわかる LIFE SHIFT』(リンダ・グラットン、アンドリュー・スコット:著、星井博文:原作、松枝尚嗣:まんが/東洋経済新報社)だ。就職活動中の主人公や、大企業を辞めてしまった兄、役職定年を前に焦る父などが登場し、それぞれの世代が直面する悩みに正面から切り込む。本書で明確な“正解”は描かれないが、読者が自分の人生を考えるための材料を与えてくれる。

■日本のランニングシューズをアメリカで売る…? ナイキ創業者の自伝


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    『SHOE DOG(シュードッグ)』(フィル・ナイト:著、大田黒奉之:訳/東洋経済新報社)
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『SHOE DOG(シュードッグ)』(フィル・ナイト:著、大田黒奉之:訳/東洋経済新報社)は、ナイキ創業者であるフィル・ナイト氏が自らの半生を振り返る自伝。ある日、ナイトが“日本のランニングシューズをアメリカで売る”と思いついたところから、1962年の起業、そして1980年の株式上場に至るまでを綴る。ランニングやジョギングが今ほど一般的な文化ではなかった時代に、信念をもって靴を売った男…。その生き様を見届ければ、きっとあなたの心にも「こんな風に情熱をもって仕事をしたい」という思いが芽生えるはず。

■男版“ビリギャル”の東大生が語る読書術!


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    『「読む力」と「地頭力」がいっきに身につく 東大読書』(西岡壱誠/東洋経済新報社)
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 いくら良い本でも、ただ漫然と読んでいるだけでは役に立たない。本書『「読む力」と「地頭力」がいっきに身につく 東大読書』(西岡壱誠/東洋経済新報社)は、男版“ビリギャル”ともいうべき東大生(元偏差値35)が“能動的な読書”の方法を教えてくれる。「取材読み」や「質問読み」といった本書で語られるノウハウを実践すれば、読書によって「読解力」「論理的思考力」「要約力」「客観的思考力」「応用力」が身に着くのだという。「これからもっと本を読もう」と意気込んでいる人は、まずはその下準備として本書を手に取ってみるのもいいかもしれない。

 GAFA、AI、ライフシフト、自伝、読書術…さまざまな角度からインプットをすることで、自分が今置かれている世界のことや、そこで必要になる考え方がわかってくる。だが、それだけでは足りない。本で得た知識や思考を自分の血肉にし、それを次なる自分の行動(アウトプット)に落とし込んでこそ、読書に大きな価値が生まれる。本稿で紹介した5冊は、11月22日(木)10時から11月30日(金)9時59分まで、楽天Koboの「東洋経済フェア」の対象としてクーポンで40%OFFになる。ぜひこの機会に手に入れてほしい。

文=中川 凌