【最新号レポ】『ヒロアカ』「かっちゃんの成長っぷりに泣いた」爆豪勝己に垣間見えた“心の成長”が尊い…/ジャンプ31号

マンガ

公開日:2022/7/8

週刊少年ジャンプ
『週刊少年ジャンプ』31号(集英社)

※この記事は最新号の内容を含みます。ご了承の上お読みください。

 2022年7月4日(月)の『週刊少年ジャンプ』31号では、『僕のヒーローアカデミア』第358話が掲載された。爆豪勝己の成長が感じられる展開が描かれ、「あのかっちゃんが名前を呼んでいる!?」「かっちゃんマジで成長したな…」と感銘を受ける人が後を絶たなかったようだ。


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 今回のエピソードでは死柄木弔VSヒーローたちの戦いが描かれており、そのうちの1人として爆豪も参戦していた。死柄木の攻撃を回避しつつ、やがてサポート科が作ってくれた新装備を起動させる爆豪。そして「本体潰すぞ!!! 全員で!!」と呼びかけながら、死柄木へ果敢に立ち向かっていく。

 そもそも爆豪の当初の性格といえば、天才にありがちな唯我独尊タイプであった。良くいえばストイック、悪くいえば自分本位な性格で、他人の名前も基本的に覚えようとしない。クラスメイトのこともほとんど外見的特徴で呼んでおり、たとえば上鳴電気は「アホ面」、八百万百のことは「ポニーテールの奴」と呼んでいたのだが――。

 死柄木の元へ向かっていく際、爆豪の脳裏によぎったのは裏で支えてくれている仲間たちのこと。「上鳴たちがこのステージ動かしてくれてる内に」「八百万たちが足場補填してくれてる内に!」と当初の爆豪からは考えられないような心情が描かれており、SNS上では「かっちゃんの成長っぷりに泣いた」「かっちゃんに“自分も助けられてる”っていう意識が芽生えてて尊い」「“全員で!!”って言ってるのも凄い成長だよな」といった反響が相次いでいた。

 彼もまた、戦いの中で大きく成長した1人なのだろう。

僕のヒーローアカデミア
『僕のヒーローアカデミア』35巻(堀越耕平/集英社)