「鼻血出そうなほど、甘々なお話をありがとう」描き下ろしマンガ小冊子付き特装版にファン騒然! 衝撃的な展開からスタートした『天堂家物語』最新13巻が早くも話題

マンガ

公開日:2023/6/7

天堂家物語
天堂家物語』13巻(斎藤けん/白泉社)

 2023年6月5日、『天堂家物語』(白泉社)のコミックス最新13巻が発売。今回は通常版に加え、描き下ろしマンガを収録した小冊子付きの特装版も同日に発売された。

 同作は『月刊LaLa』で連載中のレトロラブロマンで、コミックスの累計(紙+電子)は200万部を超える。また白泉社の電子書籍売上年間ベスト10作品を表彰する「2022年度白泉社電子書籍大賞」では、優秀賞を3年連続受賞。読者の間でも「斎藤先生らしいひと味変わったラブコメ。二人の恋の行方も含め今後の展開が楽しみ」「ここ最近で一番ハマった作品」などと好評を博しており、今最もアツい少女マンガといっても過言ではない話題作だ。

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『天堂家物語』の舞台となるのは、明治維新後の日本。孤児で自分の名前すら知らない少女の願いは、人助けをして死ぬことだった。物語はそんな彼女の目の前で、川に身を投げた伯爵令嬢の鳳城蘭を助けるところから始まる。

 蘭は天堂家令息・天堂雅人のもとへ嫁ぎにいく途中だったのだが、天堂家は先代が病に倒れて跡目争いが起きている真っ最中。彼女がその渦中に飛び込めば、いつ命を狙われてもおかしくない状況だという。恐ろしい思いをするくらいなら死んだ方がマシだと考えた蘭は、自ら川に飛び込んだのだった。

 彼女を助けた少女は背格好が似ていることを理由に、自分が身代わりになって時間を稼ごうと提案。少女は“らん”と名乗り、普段は使用人として、ときには雅人の婚約者“鳳城蘭”として新生活をスタートさせていく。

 だが雅人への想いに翻弄される“らん”に対し、彼は「離別」というまさかの選択肢を選んでしまう。今回発売されたコミックス13巻は、衝撃的な展開を迎えた前巻の続きから物語がスタートする。告白も朝露と共に消え、失意のなか一人過ごす“らん”は――。

 一方、描き下ろしマンガ小冊子付きの特装版には本編では描かれなかった「箱根の宿の2人」と「実は頑張っていた立花の話」の二編を収録。二人のイチャイチャがたっぷり堪能できるとのことで、「まさか特装版であそこまで描いて頂けるなんて…。読み終わった後もまだドキドキしてる(笑)」「特装版読んで爆死した人いない? 最高にイチャイチャしててびっくりしたんですが…」「鼻血出そうなほど、甘々なお話をありがとうございました!」「特装版が最高すぎて驚いた。何度も読み返してニヤニヤしてる」「なんなんこれ…。良すぎて芯が痺れたわ…」「特装版読んで少女漫画でいいんですかこれってなった。ごちそうさまです」といった反響が続出している。表紙が通常版と特装版で“対”になっている点にも要注目だ。


「道具らしく…」と自分に言い聞かせる“らん”と、彼女を想いながらも天堂家への恨みが消えない雅人。読者が注目する13巻は果たしてどのような結末を迎えるのか、ぜひご自身の目で見届けてほしい。

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