お待たせしました！ 大人気『LOVE SO LIFE』の“その後”がめでたく完結。「幸せ、悲しみ、感動の涙だらけ」の最終巻は、番外編＆SPショート漫画も収録
マンガ 公開日：2023/6/28
漫画家・こうち楓が紡ぐハートフル双子ダイアリー『LIFE SO HAPPY』（こうち楓/白泉社）。2023年6月20日に発売されたコミックス4巻をもって、めでたく完結となった。およそ4年ぶりとなる新刊発売＆最終巻ということで、読者から早くもさまざまな反響が寄せられている。
同作は、全17巻で完結した人気漫画『LOVE SO LIFE』の続編。前作では、訳あって双子のベビーシッターを務めることになった女子高生・中村詩春が主人公の物語だった。二卵性双生児の姉弟・茜（♀）と葵（♂）を育てていくなかで、彼らの叔父にあたる松永政二との間に恋が芽生え始め、やがてめでたく成就する。
茜と葵の父親は妻の事故死にショックを受け、ある日突然子どもたちを置いて失踪してしまう。そんな兄に代わって政二が双子を育てていたのだが、物語の終盤で無事に帰ってきた父親とともに、茜と葵は静岡の祖父母のもとへ身を寄せることになる。それから月日が経ち、小学5年生になった二人の日常に焦点を当てて描いているのが、同作の続編『LIFE SO HAPPY』だ。
前巻では、ついに詩春と政二が松永家に結婚を報告。幸せいっぱいの二人だったが、かねてより詩春に恋心を抱いていた葵は、彼女の結婚報告を聞いて家を飛び出してしまう。今回発売された最終4巻は、そんな彼の切ない心情から物語が始まる。はたして葵は納得いかない気持ちにどう決着をつけるのだろうか…。
実はコミックス4巻の発売には、2019年に刊行された3巻から4年ものブランクがある。理由は、作者のこうち氏が出産や育児に追われていたため。忙しいなかでも彼らの物語をしっかりと完結させたほか、本編に加え番外編と「『LOVE SO LIFE』SP（スペシャル）ショート漫画」も収録されており、最終巻にふさわしいボリュームとなっている。
とうとう完結した同作に、読者からは「茜ちゃんと葵くん、政ちゃんと詩春ちゃんの物語が綺麗に幕を閉じてとても感慨深い」「とうとうこの本で最後かと思うと泣けます。大事にしたい作品」「待ちに待った続巻。ここまで読んできた甲斐がある結末だった…」「ちょっとシリアスな要素もありつつ、ラブソラの優しい雰囲気のまま物語を完結してくれて本当に嬉しい」「相変わらず優しい世界で尊すぎるよ～」「幸せ、悲しみ、感動の涙だらけ。こんなにも素敵な物語をありがとうございました」などの感想が溢れ出ていた。
詩春と政二、そして茜と葵それぞれの行く末をぜひ見届けてほしい。
