セックスで洗脳するカルト集団? 中村文則が描く圧倒的な光とは

文芸・カルチャー

2015/1/7

『教団X』(中村文則/集英社) 辛い、生きづらい、だが、死ぬ勇気はない。見たくないもの、認めたくないものから目を背けて生きられれば良いのだろうが、なかなかそうやって生きられない。無条件に自分を肯定してくれる場がほしい。そう思う者が、自分を救ってくれるかもしれない宗教に惹き付けられるのは、仕方のないこと。誰にだって、「... 続きを読む