特集番外編2 2009年10月号

特集番外編2

公開日:2009/9/10

“ダメ”をチカラに。鈴井貴之特集 編集後記

編集Y.S

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9月9日、鈴井貴之、初のエッセイ的私小説『ダメ人間 〜溜め息ばかりの青春記』(メディアファクトリー刊)が発売になる。

小誌の連載コラム『ダメ人間のリセットボタン』でも少しずつ“ダメ”な側面をじんわりと明かしている鈴井氏だが、今回の単行本では、赤裸々に20代の“ダメ”人生を綴っている。今回の特集では、そんな鈴井貴之氏の、知られざる素顔にぐっと近づいてみた。

いまやタレント、構成作家、映画監督、小説家、プロデューサー……と、数え上げたらきりがないほど多面的なアプローチで“表現者”として活動する鈴井氏が、青春時代に体験した挫折の数々。そして“ダメ”を自覚しながらも、自覚することで“ダメ”をチカラに変えてきた、その情熱。20代の“ダメ”人生から、今回の私小説を書くきっかけまでを、じっくりと熱く語ってくれた鈴井貴之氏。その言葉のひとつひとつに、取材中私たちは何度も頷き、笑い、涙した。「生きていくと何かがある」という言葉が心に残った。

まずは、本誌初の鈴井貴之衝撃ロングインタビュー、ぜひご一読ください(鈴井氏のもうひとつの顔を語ってくれた大泉洋さんのインタビューも、ぜひお楽しみに!)。

そして9月9日刊行、鈴井貴之初のエッセイ的私小説『ダメ人間 〜溜め息ばかりの青春記』も、ぜひよろしくお願いいたします!!