SF界の若き天才が最後の灯を燃やして描いた生と死の終着点

文芸・カルチャー

2015/11/11

『ハーモニー』(伊藤計劃/早川書房)  伊藤計劃氏は2007年にSF作家としてデビューし、2009年に肺癌によってその短い生涯を閉じている。享年34歳。わずか2年の作家生活であった。しかし、彼がSF界に残した足跡は決して小さなものではない。デビュー作である『虐殺器官』(伊藤計劃/早川書房)は発売されるやいなや世のSF... 続きを読む