呉智英が太鼓判を押す新人マンガ家は漱石を超えるか?

アニメ・マンガ

2011/9/5

闇夜に岸に上がった彼を見かけた者はなく、聖なる泥に沈んでいく竹のカヌーを見た者もいなかった―― 世界中の文学者、SF作家たちに強烈な影響を与えたアルゼンチンの奇才、ボルヘスの代表作にして最高傑作とされる『円環の廃墟』(『伝奇集』所収)の一節である。    そのボルヘスが好んだといわれるのが「胡蝶の夢」。夢の中で蝶とな... 続きを読む