「漫画でもお腹空くのにさらにお腹空いちゃいそう！」本格料理漫画『ピアシェーヴォレ！ ～piacevole～』アニメ化決定にファン大興奮

　Nab_At（渡辺敦子）による本格料理漫画『ピアシェーヴォレ！ ～piacevole～』が「ピアシェ～私のイタリアン～」としてアニメ化されることが決定した。この決定にファンたちは「ピアシェーヴォレアニメ化嬉しすぎる！！ 漫画でもお腹空くのにさらにお腹空いちゃいそう！」「フェスタのおいしい料理が映像と音で表現されるとか飯テロだろ！」「アニメ化めっちゃ嬉しくてピョンピョンしてました！ お腹空いたよー」とお腹を空かせるファンが多発中だ。

　同作は、『GA 芸術科アートデザインクラス』（読売テレビ系）や『ハナヤマタ』（テレビ東京系）のキャラクターデザインなどで知られるアニメーター渡辺敦子が、Nab_At名義でスマートフォン向け無料コミックサービス「comico（コミコ）」で連載しているイタリア料理店を舞台にした本格料理漫画。

　舞台は、個性派ぞろいのトラットリア（大衆的なイタリア料理店）「フェスタ」。そこでアルバイトを始めることになった超絶不器用な女子高生・七瀬萌里菜と、店長不在のため店長代理を務めている天才小学生・北原マロを中心に、「フェスタ」の店員たちや、「フェスタ」に関わった人々と料理によって繋がる絆と成長を描いている。

　同作の大きな魅力は、個性豊かなトラットリア「フェスタ」のスタッフたち。ナイスバディかつお酒大好きで「フェスタ」の経理をすべて管理する副店長・藤木瑠梨や、食材を愛しすぎるあまりたまにおかしくなるメインシェフ・近野桐秀、確かな料理の腕がありながらもドルチェ（デザート）とウエイターを担当している女の子大好きなイケメン・折木衛と店長代理のマロ、アルバイトの萌里菜の5人がトラットリア「フェスタ」のメインスタッフ。5人がたまにすれ違いながらも協力してお店を経営していく様子に「こんなお店があったら絶対通いつめるのに～」「おいしそうな料理とイケメン！！ ごちそうさまです！！」「衛も桐秀もイケメンだし、瑠梨さんお綺麗だし、マロ君かわいいしこんなお店でバイトしてる萌里菜うらやましすぎ！！」とお店に通いたがる人が続出中。

　可愛らしいイラストと作品全体に漂うほんわかとした雰囲気から、ほのぼの系のお料理漫画だと思われがちだが、家族の絆や夢を追い続けることの苦悩や葛藤についても描かれている。萌里菜やマロ、スタッフたちが様々な過去や葛藤に苦しみながらも前を向いて成長していく様子に「マロとお父さんの再会は思わず胸が締め付けられた」「桐秀の覚悟と思いにめっさ泣いた」「登場してくる人たちがみんな成長していくマンガ。萌里菜みたいに頑張ろうって思える」と思わず感情移入してしまう。

　そして、“本格料理漫画”と銘打たれたこの作品。なんと作中に登場したメニューのレシピを、話の一番最後に載せてくれているのだ。話のタイトルもメニュー名が付けられていることが多く、例えば第3話「アラビアータ -ピリ辛トマトソース-」ではトマト缶を使ったアラビアータの作り方が紹介されている。「出てくるおいしそうな料理のメニューが載ってるのが凄くうれしい！ しかも、誰でも作れそうなのがさらにいい！」「ティラミスをメニュー通りに作ってみたんだけどめっちゃおいしい！」「いつかピアシェのメニュー組み合わせてパーティーをするのが夢です！！」と実際に作って楽しんでいる人も多い。

　今回のアニメ化では、TVアニメ「Di Gi Charat」（TBS系）シリーズや「ジュエルペット ハッピネス」（テレビ東京系）などで知られる桜井弘明が監督を、原作者でもある渡辺がキャラクターデザインを務める。渡辺がアニメにも大きく関わってくるということで「一話から追っかけてきたし、作者が参加して作るアニメだもの嬉しいぞこれは！」「キャラデザは原作の渡辺さんのままだなんて！ わかってらっしゃる！」とファンたちの期待はより一層増しているよう。

　「comico」で連載されている『ピアシェーヴォレ！ ～piacevole～』は現在休載中で、2017年からの再開を予定しているとのこと。アニメ化や連載再開を待ちつつ、ぜひトラットリア「フェスタ」のドアを開けてみてはいかがだろうか。

■『ピアシェ～私のイタリアン～』1巻
著：Nab_At/渡辺敦子
価格：750円（税込）
発売日：2015年9月11日
発行：アース・スター エンターテイメント
発売：泰文堂
⇒アニメ『ピアシェ～私のイタリアン～』公式サイト
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⇒comicoマンガ『ピアシェーヴォレ！ ～piacevole～』