好きなものに使っても、1年で100万円貯金できる方法【実践してみた】

お金

2016/11/7

『1年で100万円貯められる ゆる貯め家計』(横山光昭:監修、リベラル社:編集、ms-work:イラスト/星雲社)

 貯金がしたい。もっとお金がほしい。そう思って節約しているはずなのに、なぜだか貯まらない。やっぱり収入が増えないと無理なのか? いろいろ考えつつも、道が見えないまま何となくだらだらとお金を浪費してしまう。筆者もそんな、貯金がしたいけどできない人間の1人だ。

 では、なぜ貯金ができないのか。『1年で100万円貯められる ゆる貯め家計』(横山光昭:監修、リベラル社:編集、ms-work:イラスト/星雲社)によると、「貯めたいと言いながらお金を大事にしていない」らしい。お金を大事にし、お金が貯まる5つの力「ぶれない力」「せいとんする力」「組み立てる力」「工夫する力」「つづける力」を鍛えれば、誰でも貯金することができるそうだ。

 本書に従うと何が変わるのか、本当に貯金ができるようになるのか……。帯に書いてある「実はお金って…好きなものに使うほど貯まる!」というのも気になるので、少し実践してみようと思う。

「貯め下手改善プログラム」を実践してみた!

 まずは、お金の使い方を見直すことから。本書によると、お金は「お金を大事にしている人のもとへ集まる」そうだ。これがどういうことなのかを実感する簡単な方法として、「1000円を有意義に使ってみる」という方法が挙げられている。食べてもいい、遊んでもいい、何を買ってもいい。とにかく、1000円という限られたお金を“有意義に”使う。1000円なんて気づけばなくなっている額だが、「自由に使っていい」と1000円渡される(正確には自分の財布のお金だが)と、意外と大きいその価値に気付く。

 考えてみると、ポケモンやドラクエ等ゲームの世界では、これをかなり意識して使っている。先に剣を買うべきか、もしくは防具か、はたまた次の町まで我慢して、一気にいい物を揃えるか……。洞窟をこえるには、何をどれくらい持つべきか。薬類も必要だし、脱出用アイテムだって欲しい。万が一に備えてお金も残しておかなければ不安だ。限られたお金の内訳を、ショップの金額を見ながら考える。

 なのに現実では、「これいいな!」「ついでにこれも買っておこう」と何となく買ってしまっていた。本書で言われている通り、「お金を雑に使っていた」のだ。これを防ぐためには、何かを買う時、「これは必要?」と自分自身に問い、“1000円”の価値を思い出すようにするといいとのこと。

使ったお金を見直す!

 これを実感できたら、次は「ゆる家計簿」にチャレンジ。することは、レシートを集めて、店名と金額を書くだけ。これを最低1か月は続ける。そして付けた家計簿を振り返り、支出を消費、浪費、投資の3つに分けてみる。こうやってお金の無駄がないかを見直すことで、不要な支出を減らすことができる。

 さらに意外と重要なのが、固定費の見直しなのだとか。筆者の場合、使っていないクレジットカードを解約し、インターネット関連のオプションを外すことで、年間で見ると固定費が数万円安くなった。見直す機会がないと、解約が面倒で何となくずるずると支払ってしまうことも多いが、年単位で見ると馬鹿にできない金額だ。普段固定費を見直すことがない人は、ぜひこの機会に無駄がないかチェックしてみてほしい。これだけでも、だいぶ変わってくる。

 こうやって一歩ずつ一歩ずつお金の使い方を変えていくと、まるでゲームをしているような感覚になり、お金を使うのも、使わないのも楽しくなってくる。本書『1年で100万円貯められる ゆる貯め家計』にはまだまだ続きがあり、「無駄遣いしない」から「貯められる人になる」へのプロセスがしっかりと解説されている。漫画やイラスト、図解も多く読みやすいので、難しいことは分からない!という人にもオススメ。1年後も貯められない生活を続けている、なんてことがないよう、一度本書でお金について見直してみては?

文=月乃雫