NHK「クローズアップ現代+」の『この世界の片隅に』特集に反響続々 すず役・のんが語った言葉には感動の声

エンタメ

2017/1/17

 2017年1月12日(木)に放送されたNHK報道番組「NHKクローズアップ現代+」がスポットを当てたのは、現在大ヒットを記録しているアニメ映画「この世界の片隅に」。放送では、主人公・北條すずの声優を務めた女優・のんが登場。のんが語った言葉に視聴者から感動の声が上がっている。

 12日の放送では、登場人物の一人ひとりがたまらなく愛おしいと語ったのん。戦争の時代と自分の生きる時代を重ねて考えるようになったというのんの「ごはんを作ることって楽しいんだとか、食べることが幸せなんだとか、洗濯するのが、とても誇らしいとか思えるようになって」という言葉には、番組を見ていた人々から「何気ない日常って実は一番大切なんだよね」「ありきたりな言葉に聞こえるけど、映画見てからもう一回この言葉を噛みしめてほしい」「すずさんとして生きたのんちゃんの言葉だからこそ心に響く」と続々と反響の声が上がった。

 のんが演じたすずは、18歳で広島に嫁ぎ、1945年に起こった空襲で大切なものを失ってしまう。しかし、すずは戦時中の苦しい生活の中でも野草でご飯を作ったり、衣服を直したり、時には好きな絵を描いたりと、楽しみながら毎日の暮らしを積み重ねていく。のん自身も映画公式サイトで、すずを演じるにあたり「戦争っていうものに嫌悪感を全面にだしている感じではなく、普通にしっかりと生活しているところをすごく大事に意識しました」ということを語っている。

 その他にも番組内では、映画が描いた“新たなヒロシマ”というテーマで、広島の原爆の記憶の風化に直面する広島の人々の姿なども取材し、視聴者からは「これは最高の『この世界の片隅に』特集番組と言って良いのではないでしょうか」「映画の真ん中にあるテーマにきちんと触れてくれている素晴らしい番組だった」と絶賛の声が。ジブリ映画の傑作「となりのトトロ」以来、28年ぶりにアニメ映画として「第90回キネマ旬報ベスト・テン」日本映画第1位にも輝いた「この世界の片隅に」。今後も注目は続きそうだ。

■映画「この世界の片隅に」
公開:2016年11月12日(土)
原作:こうの史代
監督・脚本:片渕須直
音楽:コトリンゴ
出演:のん、細谷佳正、稲葉菜月、尾身美詞
◆映画「この世界の片隅に」公式サイト
http://konosekai.jp/