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「高柳知葉」声優インタビュー&ミニグラビア【声優図鑑】

高柳知葉

 編集部が注目する声優に、声優を目指したきっかけや、初めてのお仕事、そしてプライベートなことまで、気になるあれこれについてインタビューを行い、さらに撮り下ろしのグラビアも交えて紹介する人気企画「声優図鑑」。

第153回となる今回は、「ウマ娘 プリティーダービー」のオグリキャップ役、「それいけ!アンパンマン」のえんぴつぼうや役&ネコ美役などを演じる高柳知葉さんです。

――「知葉」と書いて「ともよ」さんと読むんですね。現在はテレビアニメを中心に活躍されていますが、声優になろうと思ったきっかけは?

高柳:声優という仕事に興味を持つきっかけになったのは、大原さやかさんに憧れたからです。小学校の頃は、やることが多い小学生で、週2〜3回はダンス、他の日は英会話と塾に通って。塾の往復にいつも聴いているBayFMの番組で大原さんがお話されていたんですよ。BayFMのDJの方だと思っていたのに、後で声優さんだと知って。

――小学校の頃はラジオにはまっていたと。

高柳:中学に入ったら、今度はアニメにもはまりました。大原さんが出演されている「ハチミツとクローバー」は原作が好きで観ていたし、「コードギアス」や「XXXHOLiC」でもお名前を見かけるようになって、あれ〜? って…。調べたら、電車のアナウンスもされているし、自分が気づかないところでたくさんお声を聞いているんだなと。中学1年生の頃には、声優になりたいと思っていました。

――たしかに大原さんは、アニメはもちろん、ナレーションや駅のアナウンスでも活躍されています。他には、どんなアニメを観ていましたか?

高柳:がっつりはまったのは「コードギアス」と「機動戦士ガンダム00」です。もともと少女漫画が好きだったんですけど、TBSの夕方の枠で「地球へ…」のリメイク版を放送していた時、ドンピシャ世代の父と一緒になんとなく観始めて、その枠で次に始まったのが「ガンダム00」だったんです。他にも、この頃はありとあらゆるアニメを観てました。ちょうどニコニコ動画ができた時期で、パソコンも始めていたから、いろんな番組を観るのが面白かったんでしょうね。その頃から文化放送のアニラジも聴くようになって、土曜日は明け方までずっと聴いてました(笑)。

――ラジオって、気づいたら寝るのを忘れたりしますよね(笑)。

高柳:人と話している気分になるっていうか(笑)。家でも自分の部屋にいるのが好きなわりに、人の声を聴くのも好きだったのかもしれないです。いろいろやることが多い子だったので、何かしながら聴けるのが私には合っていたのかも(笑)。

――お芝居の経験は?

高柳:中学に演劇部がなかったんですよ。親からは「大学に入ったら好きにしていいよ」と言われていたので、高校までは勉強に集中しようと思って。大学1年の秋に今の事務所の養成所に入りました。本当は1年間ほどアルバイトをしてお金を貯めたかったんですけど、ずいぶん前からの夢だから我慢できなくなっちゃって(笑)。

――声優として初めてのお仕事は?

高柳:現場デビューは、養成所に通っていた時の「信長協奏曲」ですが、ガヤでほとんど見学という感じでした。初めてセリフを言わせていただいたのは「少年ハリウッド -HOLLY STAGE FOR 50-」のファンの女の子役と、「失われた未来を求めて」の女子生徒役がほぼ同時期です。もうすっごく緊張しました! よく存じ上げている役者さんたちばっかりなので、迷惑をかけないためにはどのマイクに入るんだ…と。

――そして、「ウマ娘 プリティーダービー」ではオグリキャップ役を。

高柳:アプリでも演じさせていただいたんですけど、オーディションに受かったのはオグリキャップが初めてです!

――オグリキャップといえば、伝説の名馬ですよ。

高柳:本当にすごいおウマさんの役を演じさせていただくんだなって感じます。競馬って全然知らない世界だったんですけど、この前の有馬記念では必死に中継を観ちゃいました。家族と一緒に「お尻ツヤツヤしてるよ〜」って(笑)。

――そこですか(笑)。オグリキャップを擬人化したキャラクターということで、どんな女の子になるんですか?

高柳:元々のオグリキャップと同じように、地方からその学園に編入してきたという設定になってまして。すごく生真面目なんですよ。真面目すぎるから、周りの人たちからは無愛想って勘違いされちゃうんです。地元のいろんな応援を背負って、いろんなプレッシャーを感じているから、一生懸命になりすぎちゃうんですよね。

――内面をよく知ると、かわいらしいキャラクターといえそうですね。

高柳:愛らしいし、かっこよさもあると思います。キャラソンCDのドラマパートの収録では、スタッフさんから「もっと武士っぽく! でも女の子だから可愛く!」と言われまして。がんばったので、できているといいな〜と思います(笑)。それから、オグリキャップって学園内でもステージングが評価されているから、プロとしてできる子なんだよ、と言われたことも意識しました。まだ多くは語られていないキャラですけど、今後また展開があれば、可愛らしい面とか、いろんな表情が見られるんじゃないかなって私も楽しみにしています。

――声のお仕事の一方で、「麻雀最強戦2016」ではMCのお仕事もされています。

高柳:この1年ほど、アシスタントをさせていただいています。役としてではなく自分自身としてテレビに出るのは不思議な気分でしたけど、毎回プロの方の戦いを間近で見させていただいて、まだまだ自分には知らないことがたくさんあるな〜と思いました。声優の仕事をきっかけに視野が広がることは多くて、幅広く勉強できる職業だなと、あらためて思いました。

――これから演じてみたい役柄はありますか?

高柳:ロボットものに出ることは、ひとつの夢です。女子だとなかなか厳しいかもしれませんけど。あと、「それいけ!アンパンマン」にもう一度出られるといいなって。2度出させていただいたんですけど、自分が観ていた作品っていう緊張感もあるし、ベテランの方ばかりですごい現場でした。山寺宏一さんが3役くらい一気に演じて、ひとりで会話されていたりとか…。ネコ美ちゃん役はカバオくんの学校のお友だちだったので、山寺さんと一緒に出るシーンでは本当に緊張しましたね。

――趣味は「観劇・イラストを描く・女性アイドルのフリコピ」ということですが。

高柳:アイドルは、今でも暇さえあればコンサートに出かけてます! 可愛い女の子を見るのが好きだし、アイドルってキラキラしてるじゃないですか。いろんなアイドルの動画を観たり、毎年ロコドルも集まる「TOKYO IDOL FESTIVAL」の中継をチェックしたりするのが好きで。会場に行くのはちょっと怖いんですけど(笑)。好きすぎて、観てるとフリを自然と覚えちゃうんですよね。

――どんな曲を踊るんですか?

高柳:どんな曲でも! いっちばん最初に覚えたのは、°C-uteの「Kiss me 愛してる」。ファンの間では、フリを覚えてる人が多い人気の曲だと思います。

――サビ部分のフリが印象的な曲ですね。いちばんお気に入りのアイドルは?

高柳:本命はハロプロで、いちばん好きなのは°C-uteの鈴木愛理ちゃん。ライブハウスはハードルが高いんですけど(笑)。ワーッと騒ぎたいタイプではなくて、ステージで歌っている子たちを見守りたいんですよ。ハロプロのコンサートにはファミリー席っていう座れる席がありまして、そこにいることが多いです(笑)。

――鈴木愛理さんは、モデルとしても活躍されていて人気がありますね。

高柳:家に、ポスターや全身タオルが大量にぶら下がっています(笑)。同い年なんですよ。なのに、あんなにすごいので、憧れです。もともと歌もダンスもうまかったけど、どんどんうまくなっていくし、パフォーマンスではめちゃくちゃかっこいいのにトークではめちゃくちゃ可愛いアイドルだし。それに、偉ぶらないというか、すごく謙虚で。次は何をしてくれるんだろう…と思うと、応援し続けてしまいます(笑)。

――いつ頃から追いかけているんですか?

高柳:もともとモーニング娘。が好きで、そこにハロプロキッズとして入った頃からチェックしていました。でも、コンサートに行くようになったのは大学に入ったくらいから。最初は男の人が多いのかなって心配していたんですけど、周りにアイドル好きの友だちが増えたことがきっかけで。

――コンサートの客席にも女の子は多い?

高柳:多いです! 中野サンプラザの一列が全部女の子で埋まるくらい(笑)。

――アイドル好きとしては、最近の個性派アイドルをどう思いますか? BABYMETALとか。

高柳:BABYMETALはすごいと思います! 今までになかったジャンルにガッと入っていって、今は世界中に人気が広がってるじゃないですか。普通ではあそこまで広がらなかったかもしれないので。今はアイドルが多いし、ああいうプロデュース力というか、新しさは必要なのかなって思います。

――さすがは、他のグループも幅広く知っているんですね!

高柳:チェックはしています。BABYMETALはさくら学院から出てきているんですけど、さくら学院は可愛い子が多いんです!

――「イラスト」はどんなものを描くんですか?

高柳:最近だと年賀状を…(iPhoneの画面を見せて)これ、iPhoneで描いたんです。

――めちゃくちゃ上手じゃないですか!

高柳:今、iPhoneの無料アプリがすごいんですよ〜。今年は酉年だから、ニワトリをかぶっている女の子を描こうと思って(笑)。

――可愛すぎて、こういうキャラクターがいるのかと思いました。

高柳:漫画を描くまでには至らなかったんですけど、小学校の頃は、仲のいい友だちと絵を持ち寄って、交換日記みたいに漫画を描いて回していました。今思うと恥ずかしいんですけど(笑)。その頃は実感がなかったけど、たぶんあの頃からオタクだったんだと思います(笑)。凝り性だし、アイドルの写真集を集めちゃうくらい収集癖があるし。

――特技は「茶道・ヒップホップダンス・エレキベース」で、静も動も…といった感じですね。

高柳:ダンスは、親からピアノとどちらがいいのかと聞かれて、たぶんピアノの前に長く座ってるのは無理だなと思って(笑)。その頃は SPEEDとか見るのが好きでしたし。ダンスの大会にも出ていました。茶道は、茶道部で和菓子が食べられる! と思って始めたんです。もともと母親が和服の雑誌の編集をしていたから、和服を着せてもらう機会がけっこうあって。中高6年間、茶道部でした。

――和菓子が目的で入った割には長く続けましたね(笑)。

高柳:その割には、ちゃんと部長になりました(笑)。

――最後に、これからどんな声優になりたいのか教えてください。

高柳:まだ本当に駆け出しなので、自分で幅を狭めることはないようにして、いろんなことに挑戦していきたいです。たぶん、この記事で初めて私を知ってくださる方も多いと思います。これからもっともっと頑張っていきますので、この記事と一緒に高柳知葉の名前を覚えていただけたら嬉しいです。よろしくお願いします!

【声優図鑑】高柳知葉さんのコメント動画【ダ・ヴィンチニュース】

――ありがとうございました!

次回の「声優図鑑」をお楽しみに!

高柳知葉

高柳知葉(プロ・フィット)

高柳知葉 Twitter

◆撮影協力
BC WORLD STUDIO

取材・文=麻布たぬ、撮影=山本哲也、制作・キャスティング=吉村尚紀「オブジェクト



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