「ブラを捨てるタイミング」を某下着メーカーの販売員に聞いた!

健康・美容

更新日:2021/2/26

『ブラパン100―聞きたくても聞けない、下着のホンネ―』(株式会社ワコール/ビー・エヌ・エヌ新社)

 毎日身につけているブラジャーやパンツは(物理的にも)とっても身近な存在ですが「どんなタイミングでブラを捨ててる?」「Tバックはいたことある?」などなど、友達同士でも、なんとなく聞きにくいのが“他人の下着事情”。

 そんななか、先日発売された『ブラパン100―聞きたくても聞けない、下着のホンネ―』(株式会社ワコール/ビー・エヌ・エヌ新社)には、女性たちの秘め事が赤裸々に綴られていると、話題になっています。同書は、下着メーカーのワコールが公開している、アンケートコンテンツ「ブラパン!」の集計結果をまとめた一冊。

 ウェブコンテンツの「ブラパン!」は、ワコールのウェブサービス会員40万人を対象に、下着に関する質問をはじめ、理想のカップサイズなどのバラエティ豊かな100のアンケートを実施しています。どれも、ちょっと気になるけど誰にも訊いたことがないような質問ばかり。

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 たとえば「ブラを捨てるタイミングは?」という問いに対するアンケートの結果は以下。

『ブラパン100―聞きたくても聞けない、下着のホンネ―』より

 生地が伸びてゆるくなったから、という人がもっとも多かったようです。アンケートに寄せられた彼女たちのコメントには「くたびれたブラジャーをつけていると女子力が下がる…」や「背中の部分の生地が伸びてブラの『コシ』がなくなったら捨てます」など、理由はさまざま。その他を選んだ人のなかには「捨てられなくてサイズの合わない物がタンスを占拠しています」といったツワモノも。たしかに、ブラの捨てどきってイマイチわからないですよね……。

 そこで、某下着メーカーの販売員として働くMさんにブラの捨てどきを、こっそり教えていただきました!

「もちろん使用頻度にもよりますが、基本的にブラジャーは消耗品です。たとえば、ブラジャーを購入してから1週間に1度着用して洗濯、というサイクルで使用して1年が経ったら、買い換えどき。じつは、着用時の生地の伸縮は素材にストレスがかかるうえ、汗の塩分を吸った生地も傷みが進みやすいんです」

 ブラは消耗品、肝に銘じます! そのほか、見た目にも“捨てどきサイン”は出ているとのこと。

「アンダーやバックの生地が部分的に膨らんで波打っていたら、生地が傷んでいる証拠。極端に聞こえるかもしれませんが、お店で新品のブラを見たときに『自分のブラ、汚っ!』って少しでも感じたら買い換えてほしいなっていうのが本音です(笑)」

 たしかに、下着売り場と自分のブラを見比べてゾッとした経験があります……。少しでも心当たりのある人は、今一度自宅のタンスの引き出しと向きあってみては?

 同書には、さまざまなアンケート結果のほかにも、正しいブラのつけ方や長持ちさせるためのブラの洗い方など、下着の正しい知識も多数掲載されています。この一冊があればブラパンマスターを目指せるかもしれません。ぜひご一読あれ!

文=真島加代(清談社)