「これは涙なしには見られないエピソード」東野圭吾『祈りの幕が下りる時 』映画化で“新参者”シリーズ完結

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2017/7/2

 人気ミステリー作家・東野圭吾の“加賀恭一郎シリーズ”『祈りの幕が下りる時』が2018年に映画化されることが分かった。この決定にファンからは「映像化しないのかな? と思ってたから嬉しい!」「前作も大ヒットしたんだし納得!」と期待を寄せる声が上がっている。

 同シリーズは『新参者』が2010年に阿部寛主演でドラマ化されたのをきっかけに、2011年に『赤い指』がスペシャルドラマ化、『麒麟の翼』が2012年に劇場作品に、2014年には再びスペシャルドラマとして『眠りの森』を続けて映像化。主演の阿部をはじめ主要キャストがシリーズを通して同一の役を演じ、「麒麟の翼 劇場版・新参者」は累計興行収入16億8000万円の大ヒットを記録した。

 今回の映画化で監督を務めるのは、映画「私は貝になりたい」やドラマ「華麗なる一族」「半沢直樹」「下町ロケット」で濃厚な人間ドラマを演出してきた福澤克雄。キャストには阿部はもちろん、溝端淳平や田中麗奈、山崎努(※崎は正しくは「たちさき」)が前作から続投し、ストーリーの重要人物となる浅居博美を松嶋菜々子が演じることも発表された。ファンも「主要キャラが続投なの嬉しすぎる(感涙)」「阿部さんが演じる渋い加賀恭一郎がまた見られるなんて最高だわ」と興奮を隠しきれないようす。

 同作は東京・葛飾のアパートの一室で、浅居の同級生である押谷道子が死体で発見されたことで謎が生まれていくミステリー。さらに、新たに発見された死体の遺品が孤独死した加賀の母親へとつながることから、これまでよりも加賀の心情に迫ったものに。そんな作品の映画化に「これは涙なしには見られないエピソード」「謎を解く推理モノとしての趣向よりも、家族についての人間ドラマになりそうだね」「シリーズの集大成的作品だから絶対観に行かなくちゃ」といった反応が続出した。

 加賀恭一郎シリーズは、同作の映画化をもって完結となる。原作者の東野も「感慨深く、そして末娘を嫁に出すような寂しさがあります」とコメントするなど、いよいよ佳境を迎えるシリーズ最終作の公開が今から楽しみだ。

■映画「祈りの幕が下りる時」
原作:東野圭吾
監督:福澤克雄
キャスト:阿部寛、溝端淳平、田中麗奈、山崎努、松嶋菜々子