語彙力は“言い換え”のバリエーションで変わる!「すごい」「頑張ります」「本当に」の洗練された“言い換え”とは?

ビジネス

2017/10/6

■「すごい」の言い換え

 素晴らしいということを伝えたい時に使う「すごい」。ビジネスや目上の人とのやり取りでは、場面別に適切な言い方をしたいものだ。能力や技術、価値がすごいことを言いたいなら「優れた」を使えば、他より優ることが伝わる。「抜群」なら、それをもう少し強調できるし、「無類」と言えば比較できないくらい優れているというニュアンスになる。成長や変化がすごい時には「目覚ましい」も適切。知性がすごいことを説明するには「頭脳明晰」「頭が切れる」や「見識がある」などの表現もある。

■「本当に」の言い換え

 心から思っていることを伝える時に使う「本当に」も、様々な言い換えが可能。「深く」は心の深い部分からの気持ちを指し、「厚く」なら情愛、人情、好意などの程度が甚だしいことが伝わる。「誠に」は文章や公的な発言で使われる言い換えだ。「心底」と言えば、偽りや飾りのない本心というニュアンス。少し難しいもので「深甚」なら意味や気持ちが奥深いことを指し、「深厚」は、内容や意味が深いこと、情が極めて深く厚いことを指す。使い方の例としては、「深甚(深厚)なる謝意を表します」など。

 本書には、8章にわたり、状況別に使う言葉の言い換えが豊富に収録されている。普段の会話で品よく見せる言い換えや、言いづらいことの言い換え、お願いする時の言い換えなどは、日常的に役立つだろう。季節の言葉も紹介されており、使いこなせるようになれば、季節ごとにスマートな挨拶ができそうだ。言葉づかいが洗練されれば、周りへの印象も変わる。本書を教科書のように使って、日々の業務に役立ててみては?

文=松澤友子