「正体がバレそうなコナン新鮮」 アニメ「名探偵コナン」初期エピソード放送に反響続出

　2017年10月21日（土）放送のアニメ「名探偵コナン」では、過去のエピソード「赤鬼村火祭殺人事件」がデジタルリマスター版として新たに放送された。この回ではコナンの正体が若干バレそうになっており、「コナンくん前に出すぎいい！」「初期の頃のコナンは危ない橋渡ってるな～」「初期の頃の周りの新鮮な反応面白い」といった反響が。

　コナンのおかげで難事件を解決しすっかり有名になった小五郎は、3日間の尾行だけで50万円の報酬という仕事をこなして浮かれていた。蘭は「そういえばコナンくんが来てからね、仕事が上手くいくようになったの」と感じていたが、小五郎は「このガキいつまで預かってる気だ」「親から連絡があったら養育費を請求せんとな」とコナンに対して冷たい態度。

　そんな中、小五郎が尾行していた人物・根岸の焼死体が発見されるという事件が発生。しかも保険金の5億円は、小五郎に尾行の依頼をした、根岸の友人の阿部の元へ渡るという。どう考えても阿部が怪しいと睨む小五郎だが、阿部にはアリバイがあって崩すことができない。

　するとコナンがアリバイを崩すきっかけとなる一言を小五郎に助言。小五郎はそこから推理を加速させるのだが、この時「待てよ、確か前にもこんなことが。俺が推理に詰まった時、いつもこいつの一言がヒントになって……」と、小五郎がコナンに対して違和感を抱く場面が。

　その後、海外逃亡をしようとした阿部の前に、コナンが堂々と単独で姿を現す。コナンが推理を披露すると、阿部は自らが犯人であることを自供。しかしそのままコナンに襲いかかり始末をしようとしたため、コナンは反撃をして阿部をKO。阿部が自供している音声を気絶している阿部の上に置いておき、事件は解決となったのだった。

　だがその後、意識を取り戻した阿部が「ガキにやられた！」と叫んでいたことが発覚。小五郎は「あの辺にいたガキといえば……」とコナンに疑いの目を向け、蘭も「まさか、まさかね」と半信半疑。

　これには「小五郎のおっちゃん、コナンくんの正体見抜きそうになってるじゃん！」「正体がバレそうなコナン新鮮」「こんな初期から疑ってて未だに気づけない小五郎……」といった声が。

　今では当たり前となったコナンの子ども離れした洞察力だが、やはり物語初期は登場人物も不審に思っていたようだ。

■アニメ「名探偵コナン」
放送日時：毎週土曜 18：00～
原作：青山剛昌
監督：山本泰一郎
公式サイト：http://www.ytv.co.jp/conan/