押見修造『志乃ちゃんは自分の名前が言えない』映画化決定に反響!「これは絶対に映画館で観る」

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公開日:2017/12/23

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(C)2017「志乃ちゃんは自分の名前が言えない」製作委員会

 マンガ『志乃ちゃんは自分の名前が言えない』が映画化され、2018年7月からの全国順次公開が決定。この発表にファンからは「実写映画化と聞いてテンションが上がりました」と大反響が巻き起こっている。

 原作マンガは作者・押見修造の実体験がベースになっており、ファンの多い押見作品の中でもひと際人気が高い作品。思春期を迎えた少年少女たちが抱える葛藤や苦悩を描きながら、誰しもが持っているコンプレックスとの向き合い方、自分のあるべき姿について描かれている。

 上手く言葉が話せないことに引け目を感じ、周囲と馴染めずにいる高校1年生の主人公・大島志乃を演じるのは南沙良。ティーン向けファッション誌『nicola(ニコラ)』専属モデルの南は、映画「幼な子われらに生まれ」で女優デビュー。同作では次第に変化していく内面を繊細に表現し、劇中では歌声も初披露。また、音楽好きだが音痴な同級生・岡崎加代を蒔田彩珠が演じ、2人の掛け合いが世代を超えて胸に響く新たな青春ストーリーになっている。

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 監督を務めるのは乃木坂46のMVなどを手掛けてきた湯浅弘章で、同作が長編商業映画デビューとなる。映画化にあたって作者の押見はコメントを発表しており、「泥臭い青春映画でありながら、恥ずかしくなるほどキラキラしていて。そして、むせかえるような思春期のオーラに満ち溢れている。漫画を超えて、広く心に届く作品を作っていただいたことに感謝します」と喜びを表現した。

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(C)2017「志乃ちゃんは自分の名前が言えない」製作委員会

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(C)2017「志乃ちゃんは自分の名前が言えない」製作委員会

 珠玉の青春物語が映画化されるとあって、ファンは興奮を隠しきれないようす。「すごく映画向きの話だと思ってたから嬉しい!」「これは絶対に映画館で観ます」「吃音への理解が広まりそうだし、期待するしかないね」「原作大好きすぎて既に泣きそう」「早く2018年7月になってくれー!!」といった声が溢れ返っている。

 瑞々しい2人がどんな物語を見せてくれるのか、今から公開が待ちきれない。

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(C)2017「志乃ちゃんは自分の名前が言えない」製作委員会

■映画「志乃ちゃんは自分の名前が言えない」
公開:2018年7月 新宿武蔵野館ほか全国順次公開
原作:押見修造『志乃ちゃんは自分の名前が言えない』
監督:湯浅弘章
脚本:足立紳
音楽:まつきあゆむ
出演:南沙良、蒔田彩珠、萩原利久、小柳まいか、池田朱那、柿本朱里、中田美優、蒼波純、渡辺哲、山田キヌヲ、奥貫薫
配給:ビターズ・エンド
制作プロダクション:東北新社
製作:「志乃ちゃんは自分の名前が言えない」製作委員会(日本出版販売 カルチュア・エンタテインメント 東北新社 ベンチャーバンク)
公式サイト:http://www.bitters.co.jp/shinochan/