トヨタの工場にはものを探している人がいない!?「世界のトヨタ」に学ぶ“早く帰れる働き方”

ビジネス

2018/1/15

 トヨタが重視してきた働き方のノウハウを紹介する『トヨタだけが知っている 早く帰れる働き方』が、2017年12月22日(金)に発売された。

 最近「働き方改革」という言葉をよく耳にする。会社によっては残業時間を制限するケースもあるようだが、業務量自体は減らされずに困っている人も多いのではないだろうか。

「仕事が定時で終わることがない」「気づけば残業時間を含めて終わるかどうかを考えている」「残業はイヤだけど、残業禁止って言われても正直困る」などと感じた経験があれば、同書をきっかけにして自分の働き方を見直そう。

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 トヨタ式と言えば、今や世界のものづくりのスタンダードになっている。元々は戦後のアメリカに比べて9分の1程度の水準にある日本の生産性を、何とかアメリカに追いつかせようという試行錯誤から生まれたのがトヨタ式。根底には「がむしゃらにがんばる」考え方ではなく、知恵を使ってムダを省こうという発想があった。生産性を向上させてアメリカに負けない「良いもの」をつくり上げようと心がけた結果、今のトヨタにつながっている。

 日本を代表する大企業であるトヨタには、ホンダの本田宗一郎や松下電器の松下幸之助、アップルのスティーブ・ジョブズのようなヒーローはいない。トヨタは「1人の100歩より、100人の1歩ずつ」という考え方で、ふつうの人の能力を最大限活用して「世界のトヨタ」にまで成長した。トヨタには、ふつうの人が働くうえで「生産性」を高める知恵がたくさんある。トヨタが大切にしてきた働き方のノウハウや考え方を、イラスト満載で紹介。誰でも・どんな職場でも実践できるアドバイスを伝授している。昨今重要視される「働き方改革」に乗り遅れないように“トヨタ式”の考え方を身につけよう。

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<内容>
・「仕事」と思っていることの中にはたくさんの「ムダ」がある
・「時間は動作の影」時間ではなく動作を見直せ
・トヨタの工場にはものを探している人がいない
・「不便」と感じたら「もっと楽ができないか」考えよう
・長時間残業は「異常事態」と心得よう
・残業の理由は原因別に分けて考えよう
・「難しいことを易しく、易しいことを楽しく」
・トヨタは「失敗のレポート」で失敗をみんなの共有財産にする
・ベテラン社員があえて仕事を難しいままにしている
・目指すのは「自分の仕事をゼロにする」ほどの改善
・1人のスーパースターではなく、「普通の人」のたくさんの力がトヨタを作った
・「ムラ・ムリ・ムラ」の解消に向けてみんなができる仕事を増やしていこう
・時間削減で「働き方が楽になる」ような改善をしよう

桑原晃弥(くわばら・てるや)
1956年広島県生まれ。経済・経営ジャーナリスト。慶應義塾大学卒。業界紙記者を経てフリージャーナリストとして独立。トヨタ式の普及で世界的に知られたカルマン株式会社の顧問となって、トヨタ式の実践現場や大野耐一直系のトヨタマンたちを幅広く取材、トヨタ式の書籍やテキストなどの制作を幅広く主導した。一方で、アップル、グーグルなど業界を問わず幅広い取材経験を持ち、企業風土や働き方、人材育成から投資まで、鋭い論旨を展開することで定評がある。著書に『トヨタ 最強の時間術』、『スティーブ・ジョブズ名語録』、『ウォーレン・バフェット成功の名語録』、『伝説の7大投資家』、『1分間アドラー』など多数。 

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