大根おろしで血の染みが消える!? アニメ「名探偵コナン」で登場した豆知識が話題

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公開日:2018/3/16

 2018年3月10日(土)放送のアニメ「名探偵コナン」第895話「となりの江戸前推理ショー(後編)」で、ガリや大根おろしの豆知識が登場。視聴者から関心の声があがっていた。

 前回放送の「となりの江戸前推理ショー(前編)」では、知らぬ間に財布に100万円の万馬券が入っていた小五郎が、コナンと蘭を連れて寿司屋へ。その後しばらくして、100万円の万馬券が入ったポーチを電車の中でスラれたという女性・聖沢がやってきた。聖沢のポーチが寿司屋のトイレに捨てられていたことから、容疑者は店内にいる原島、宗近、芦野に絞られることに。

 「となりの江戸前推理ショー(後編)」では、聖沢の証言をもとに犯人を特定していく。聖沢はポーチを盗まれた際、血のついた指で犯人の袖口をつかんでいるため、犯人の袖には聖沢の血がついているはずだという。しかし原島、宗近、芦野の袖口を見てみると、誰の袖口にも血はついていなかった。

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 だがここで、推理好きな板前・脇田は犯人が分かったと言い出し、ガリを多く注文していた原島が犯人と推測。なんでもショウガにはタンパク質を分解する力があるため、原島はタンパク質が含まれている血をガリの汁によって洗い落としたというのだ。しかし原島は、それならガリの色が袖につくはずだと指摘し、所持品をすべて検査してもいいと言いだして身の潔白を主張。

 こうして事件が迷宮入りしそうになった時、コナンがいつものごとく小五郎を眠らせて、推理を披露し始める。ショウガがタンパク質を分解するのはプロテアーゼという酵素が含まれているからなのだが、その成分は大根にも入っているとのこと。そのため、大根おろしがついた焼き魚を注文していた宗近が犯人だと述べた。宗近は大根おろしの汁で袖についた血を洗い流していたらしい。

 今回のエピソードで登場した血を洗い流す方法に視聴者は驚愕。「なんか今回は色々ためになったな」「血が大根おろしで取れるなんて知らなかった!」「コナンを見てまた賢くなってしまった」といった声があがった。

 意外な豆知識を教えてくれた「名探偵コナン」。今度はどんなトリックで事件が描かれるのだろうか。

■アニメ「名探偵コナン」
放送日時:毎週土曜 18:00~
原作:青山剛昌
監督:山本泰一郎
公式サイト:http://www.ytv.co.jp/conan/