片付けられない、時間管理ができない…発達障害の当事者が教える、日常生活を上手に過ごすコツ

暮らし

2018/3/19

 発達障害に悩む人に改善方法を提案する、『ちょっとしたことでうまくいく 発達障害の人が上手に暮らすための本』が2018年3月14日(水)に発売された。

 「同時並行作業力が弱い」「段取りが取れない」「ケアレスミスをする」「コミュニケーションが苦手」といった特徴がある「発達障害」。ここ10年で飛躍的に知名度が上がったため、大人になってから「もしかして自分も…」と発達障害に気づく人が増えているようだ。同書では発達障害の症状に悩む人のために、上手に日常生活を過ごす方法を紹介。発達障害の悩みとその原因、そして症状をカバーする具体的な対処法を解説していく。

第1章「発達障害は生活障害」
1章では生活の悩みを例にあげ、段取りや設定を決めることの必要性を説明。問題点を浮き彫りにすることで、自立へのキーポイントを探っていく。

第2章「『時間管理ができない』を何とかしたい」
「待ち合わせ時刻によく遅れる」「時間のやりくりがうまくできない」などの悩みは、発達障害の人が陥りがちなもの。2章では、そんな悩みについて考えていく。「時間管理」の問題を解決したい人は、この章を参考にしてみてはいかがだろうか。

第3章「お金の悩みを解決したい」
「カードの使いすぎ」や「無駄遣い」のせいで、なかなか貯金ができない人も多いはず。3章では、「お金」に悩まされている人に有益な情報がまとめられている。

第4章「『片付けられない』を何とかしたい」
整理整頓は快適な生活に必要なもの。しかし「物を捨てられない」「物をどこに置けばいいかわからない」など、「片付けられない」のも発達障害の特徴だ。4章を参考にして、「片付け」スキルを向上させよう。

第5章「コミュニケーションの問題を解決したい」
プライベートでもビジネスシーンでも、コミュニケーション能力は大切。では「つい余計なことを言ってしまう」「話し合いが上手くできない」という問題の原因は、どこにあるのだろうか? 5章では、そんなコミュニケーションの問題を掘り下げていく。

 同書で紹介する対処法は、どれもちょっとした工夫で実践できるアイデアばかり。実際に生活の中へ取り入れて、発達障害の悩みを解消しよう。

村上由美
上智大学文学部心理学科、国立身体障害者リハビリテーションセンター(現・国立障害者リハビリテーションセンター)学院聴能言語専門職員養成課程卒業。重症心身障害児施設や自治体などで発達障害児、肢体不自由児の言語聴覚療法や発達相談業務に従事。現在は、自治体の発育・発達相談業務のほか、音訳研修や発達障害関係の原稿執筆、講演などを行う。著書に『声と話し方のトレーニング』、『アスペルガーの館』などがある。

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