体の不調、肌荒れは小麦の摂りすぎが原因!?——いま注目のグルテンフリーとは?

健康・美容

2018/3/17

『小麦は今すぐ、やめなさい』(フォーブス弥生:著、松宮敏恵:監修/スペースシャワーネットワーク)

 小麦に含まれる「グルテン」という物質をご存じだろうか。これは強力粉・中力粉・薄力粉などの小麦製品に含まれている。私たちは、パンやパスタ、うどんといった食品から日々この物質を摂取しているのである。私たちの食生活とは切っても切れない物質のひとつなのだ。

 ところが、この「グルテン」がからだのさまざまな不調を引き起こす原因となっている、と警鐘を鳴らす人もいる。本稿で紹介する書籍『小麦は今すぐ、やめなさい』(フォーブス弥生:著、松宮敏恵:監修/スペースシャワーネットワーク)の著者もそのひとりだ。

 グルテンの摂取によって、肌荒れやもの忘れ、老化が引き起こされるという。さらには「グルテン過敏性腸炎」という病気になることもあるのだ。これは、グルテンが腸の絨毛構造を破壊していく病。腸は免疫と深く関係しているので、ここが傷つくとからだに支障をきたすことはお分かりいただけるだろう。

 フォーブス弥生氏が本書を執筆したきっかけとなったのが、彼女の夫の「グルテン過敏性腸炎」だという。本書は、そんな彼女が食の大切さとグルテン関連の疾病に関心をもち、これまでにおこなってきた情報収集の賜物であるといえる。

 本書の第1章では「グルテン」の恐ろしさについて解説。第2章、第3章では、グルテンメニューの置きかえ方、グルテンフリーメニューの選び方を指南。さらに第4章では、グルテンの摂取をやめたことで得られた効果について述べられている。そして第5章では、グルテンフリー食品の海外事情・国内事情についての説明だ。

 もちろんグルテンの摂取が、すべての人にグルテン関連の疾病を引き起こすわけではない。小麦に含まれるグルテンの1日当たりの摂取量も人それぞれであるし、グルテンに対する耐性だって人それぞれである。

 しかし、本書を参考にして、「最近、小麦を摂りすぎているのではないか」と自分の食生活を見直してみることは大きな意味があるだろう。

文=ムラカミ ハヤト