容疑者はたった1人!? アニメ「名探偵コナン」異質な事件が話題

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公開日:2018/3/23

 2018年3月17日(土)放送のアニメ『名探偵コナン』第896話「白い手の女(前編)」で、珍しいタイプの事件が発生。「そりゃそうなるわなwww」と反響が起こっている。

 ある日の早朝、プロゴルファー・伴野貞悟は海外ツアー挑戦のため、彼女の飯山来美に別れ話を切り出していた。しかし別れることに不服の来美が慰謝料1億円を要求したため、伴野は夜に食事しながら改めて話そうと頼むことに。

 一方その夜、伴野の隣に住んでいるという学校の副担任・若狭先生の家をコナン、元太、光彦、歩美、哀が訪れ、クラスの出し物に使う小道具の制作を協力。制作がひとしきり終わってコナンたちが若狭の手料理を食べていると、隣の部屋から大ボリュームの音楽が漏れてくる。そこでうるさい音を注意しにいこうと伴野の部屋を訪れると、部屋の中では来美が頭から血を流して息絶えていて、伴野もその横で気絶していた。

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 すぐに警察が呼ばれて現場の検証が始まる。伴野は来美殺人の容疑者として疑われることになったのだが、自身も訪問してきた謎の女性に気絶させられたと容疑を否認。現場には写真も落ちており、そこには伴野が証言している謎の女性の手と思われるものも映り込んでいた。しかし伴野の証言には矛盾するような点がいくつかあり、明らかに怪しいと睨むコナン。

 そこでコナンや若狭は伴野にいくつか疑問を投げかけ、伴野はしどろもどろになりつつも質問をかわしていく。だがコナンたちは警察たちの指示でいったん自宅に戻るように言い渡されるのだった。

 事件の容疑者が1人しかいないという今回のエピソードに、ネット上では「容疑者1人しかいなくて全員に疑われてて笑う」「犯人がいきなり確定しているとは珍しい」「1人しかいなくてかわいそうなほど疑われてる」「犯人が確定しててトリックを見破るタイプの殺人か~」といった反響が起こっている。

 物語終盤では、コナンも伴野が犯人だと確信。果たして伴野はどんな手で殺害したのだろうか。

■アニメ「名探偵コナン」
放送日時:毎週土曜 18:00~
原作:青山剛昌
監督:山本泰一郎
公式サイト:http://www.ytv.co.jp/conan/