荒川弘、いくえみ綾、海野つなみ、冬目景が語る『漫画の仕事』
公開日:2018/4/7
漫画と読者を繋ぎ続ける“見えない糸”の正体を探る創作読本『漫画の仕事』が、2018年3月28日(水)に発売された。
同書は、荒川弘、いくえみ綾、海野つなみ、冬目景という少年誌・青年誌・女性誌で読者の心を刺激し続けている4人の女性漫画家のインタビューを集めた一冊。タイトルは「漫画“家”の仕事」ではなく『漫画の仕事』で、彼女たちが漫画で伝えてきた“仕事”をインタビュアー・木村俊介が聞き書きのカタチでまとめている。漫画家としての「仕事論」にとどまらず、彼女たちの“手の痕跡”から読者の心を掴み続けるものの正体に迫っていく。
普段あまり語られることのない部分を巧みに引き出す木村。同書には、「漫画家」という過酷な仕事を選択した女性たちの創作秘話から仕事に対する考え方まで、生の言葉が詰まっている。
登場する4人のファンだけにとどまらず、“ものづくり”に携わる人にとって“仕事論”として楽しめる言葉と要素が盛りだくさん。彼女たちが常に考え続けている“伝える”という行為の原点、制作過程、思考方法などを覗いてみてはいかが?
木村俊介(きむら・しゅんすけ)
1977年、東京都生まれ。村上春樹、伊坂幸太郎、荒木飛呂彦、安野モヨコ、木皿泉などの著名人から、書店員や調理人など無名の人までジャンルを問わず多くの人から本音を聞き出す注目のインタビュアー。単著に『漫画編集者』『料理の旅人』『仕事の話』『仕事の小さな幸福論』『仕事の話 日本のスペシャリスト32人が語る「やり直し、繰り返し」』『物語論』『善き書店員』ほか。聞き書きに『調理場という戦場』『西尾維新対談集 本題』『デザインの仕事〈寄藤文平〉』など。
※掲載内容は変更になる場合があります。
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