殺しの動機は「ディスられた」から!? 加工アプリやSNSが登場した「コナン」908話に反響続出

マンガ

公開日:2018/7/27

 2018年7月21日(土)、「名探偵コナン」第908話「川床に流れた友情」が放送。事件にSNSや誹謗中傷が関わる展開が、「時代を感じる」「今風な話だなぁ」と話題になった。

 今回、都内の川床料理店を訪れた毛利小五郎、蘭、コナンの3人。すると帝都大学写真部の女子大生である松居樹璃、鈴本麻里亜、秋葉夕子がやって来た。コナンらは小五郎のファンという彼女たちのため、自撮り棒を使って記念撮影をすることに。

 女子大生3人は出版社主催のフォトコンテストに参加するようで、出てきた料理の写真を次々と撮影。ハートマークを散りばめて撮る麻里亜、アプリを使って綺麗に撮る樹璃、加工せずに自力で撮る夕子と、撮影スタイルは三者三様に分かれている。

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 その後一旦席を外した女子大生だったが、戻って来たのは2人だけ。一同が不思議がっていると、店の前を流れる川から夕子が遺体で流れて来る。コナンの推理の結果、犯人は麻里亜だと判明。追い詰められた麻里亜は自供を始めたが、なんと殺しの動機は「ネット上で誹謗中傷されたから」だった。

 大学最後の思い出にフォトコンテスト参加を思い立った3人は、「誰が勝ってもみんなの勲章だね」と約束。しかし麻里亜のSNSには、「何これ、センスない」「スタンプウザスギw」「お願い消えて」といった中傷コメントが寄せられるようになってしまった。このコメントを投稿したのは夕子だったのだが、本人は「バレちゃった?」「だって本当のことでしょ」と開き直る。

 麻里亜はコナンたちに「夕子は自分が優勝するために写真部のみんなをディスっていたの!」「翌日からはいつもの仲良し3人組だったけど、誹謗中傷は止まらなかった」と、全てを告白していった。

 自撮り棒やSNS映えに「ディスる」という言葉と、今風の要素が詰まった今回のエピソード。視聴者からは「今日のコナン現代的すぎてすごかったな…」「自撮り棒に加工アプリってwww」「インスタとかSNOWっぽいアプリ出てきたね」「“いいね”欲しさに暴走しちゃう女子への風刺もあるのかな?」など反響が続出した。

 次回以降も、アプリやネットを使った斬新なトリックが披露されるかもしれない。

■アニメ「名探偵コナン」
放送日時:毎週土曜 18:00~
原作:青山剛昌
監督:山本泰一郎
公式サイト:http://www.ytv.co.jp/conan/