「妖怪よりも恐ろしい」身勝手すぎる母親に視聴者もドン引き!?【アニメ「ゲゲゲの鬼太郎」26話】

アニメ

公開日:2018/10/6

 アニメ「ゲゲゲの鬼太郎」の第26話が、2018年9月30日(日)に放送された。少女を束縛する危険な母親が現れ、「妖怪よりも恐ろしい」「こんなお母さん絶対嫌だ…!!」と話題になっている。

 今回のエピソードは、父親のいない家庭で育った少女・ゆうなの物語。ゆうなの母はゆうなが自分の元を去ることを恐れ、クラスの男子と仲良くなることやプールに入ることを禁じていた。ゆうなはその言いつけを律儀に守っていたが、幼馴染の男子がゆうなに告白して強引にキス。その現場を目撃したゆうなの母は、「私の言いつけを破って汚れてしまった!」とゆうなを厳しく攻める。

 「あなたは私の子じゃない!」とまで言い切る母には、視聴者も驚愕。「過保護ママが勝手すぎてかわいそう」「ゆうなちゃんよくグレないな」「母親もだけどゆうなちゃんが不器用すぎてどうにかしてあげたい」と、ゆうなに同情する声が上がっている。

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 家を飛び出したゆうなは、たまたま通りがかった子泣きじじいの落とし物を拾う。落とし物は美しい青年が描かれた巻物で、ゆうなが見とれていると青年は絵から抜け出してゆうなに話しかけてきた。青年は「画皮」と名乗り、ゆうなが落ち込んでいる様子を見て「そなたの傍にいたい」と発言。多くの人間の魂を吸い取って養分にしながら、ゆうなを誘惑していく。

 ゆうなの母は自分を裏切った夫を心から憎んでいたのだが、会社の男性に告白されて心境が一変。男性をゆうなに紹介し、「ゆうなちゃんだって女の子だもん、恋のひとつやふたつしたいわよね」と今までとは全く真逆のことを言い出した。

 ゆうなをあっさり裏切った母には、「お母さん男にチョロすぎ!」「こんなにあっさり手の平を返すとは…」「これは娘もキレるわけだ」と批判が続出。ゆうなも一度は母に包丁を向けるが、言いつけを守っていたのは母を傷つけたくないからだと自分の想いを自覚する。

 最終的に画皮は鬼太郎が撃退し、母も自分の行いを反省。ゆうなと母は、互いを尊重しあう新しい関係を築き始める。妖怪を通じて、家族の絆が描かれたエピソードとなった。

アニメ「ゲゲゲの鬼太郎」
放送日時:毎週日曜 9:00~
原作:水木しげる
キャラクターデザイン・総作画監督:清水空翔
公式サイト:http://www.toei-anim.co.jp/kitaro/