借金を抱えた父が失踪。生きるために「保険金殺人」を――尾野真千子が孤独な女性の壮絶な人生を演じる『絶叫』

エンタメ

2019/1/19

 葉真中顕の小説『絶叫』が、尾野真千子主演でドラマ化されることが決定。尾野が保険金目当ての殺人に手を染めるOLを演じるとあって、「尾野さんの演技力に期待」と注目を集めている。

 主人公となるのは、ごく一般的な家庭に生まれた鈴木陽子。陽子は秀才だった弟と比較されながら生きてきたが、寂しさを胸の奥に秘めながら淡々とした日々を過ごしている。陽子の人生を大きく変えたのは、借金を抱えた父親の失踪。社会的にも経済的にも追い詰められた陽子は、生きるために保険金殺人を計画することに。罪に罪を重ねながら自分の居場所を確立するためにもがく陽子の人生は、いつしか誰も予想できない結末へと向かい始める―。

 原作を読んだ読者からは、「自分が陽子になったような錯覚を覚える」「希望がない、と思いながらページをめくる手が止まらなかった」「この面白さは最後まで読まないとわからない」と驚きの声が続出。「もっと評価されるべき小説」「こんな素晴らしい作品を知らないなんてもったいない」と、ミステリー好きからも絶賛の声が相次いでいる。

 監督を務める水田成英は、「原作を読んだ瞬間“ああ、陽子は尾野真千子だ”と思った」とコメント。尾野は「ひとりぼっちを演じるのだと、心が痛くなりました」と役柄に対して正直な気持ちを明かしつつ、「関わってくださる皆さんと楽しく撮影できたらなと思います!」と気合いを入れた。

 ドラマの放送は、2019年3月24日(日)から。尾野は壮絶な陽子の人生を演じ切ることができるのか、楽しみに待っていよう。

■ドラマ「連続ドラマW 絶叫」
原作:葉真中顕
監督:水田成英
脚本:池田奈津子
出演:尾野真千子 ほか
公式サイト:https://www.wowow.co.jp/dramaw/zekkyo/