アジカン後藤正文が宮沢賢治の童話をリミックス!『銀河鉄道の星』原画展が大好評

文芸・カルチャー

2019/4/13

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『銀河鉄道の星』(原作:宮沢賢治、編:後藤正文、絵:牡丹靖佳/ミシマ社)

 宮沢賢治の名作を“リミックス”した書籍『銀河鉄道の星』の原画展が開催中。イラストレーター・牡丹靖佳の作品とロックバンド「ASIAN KUNG-FU GENERATION」の後藤正文の文章からなる展示は、「優しくてとても素敵な空間だった」と大好評のようだ。

 『銀河鉄道の星』に収録されているのは、『銀河鉄道の夜』『よだかの星』『双子の星』の3編。宮沢が生み出した文章に後藤が手を加え、牡丹のイラストが童話を彩っている。後藤が同書を出版したきっかけは、ある子どもへプレゼントするため。まだ読めない漢字が多い子どもにも、「ある程度の文章を読んで何かを感じるという体験」をしてもらいたいと思いついたことから始まった。

 後藤は再編集の作業を“リミックス”と呼び、シングル曲とカップリング曲を選ぶように3編をチョイス。書籍を手にした読者からは、「賢治の世界をできるだけ正確に伝えたいという思いを感じた」「絵本と小説の真ん中にあるような作品」「繊細なイラストが想像力を刺激する」と絶賛の声が後を絶たない。

 原画展は2019年4月4日(木)から「青山ブックセンター本店」でスタート。書籍では縮小されている牡丹のイラストを大きな原画で楽しめる。さらに原画を挟んだアクリル板には、後藤による直筆の文章も。原画展でしか見られないスペシャルなコラボレーションだ。

 展示のほかにオリジナルの「乗車記念スタンプ」や、カバー装画を等身大立体パネルとして再現したフォトスポットも登場。フォトスポットには牡丹が制作したジョバンニ、車掌、インディアンの帽子も飾られ、実際にかぶって写真を撮ることができる。会場へ足を運んだ人からは、「原画を間近で見ると迫力があった」「手書きの文字が世界観を深めてくれる」「細かいところまで丁寧に作られた立体パネルがすごい」と感動の声が続出。東京での展示会は4月23日(火)まで、その後4月27日(土)から5月12日(日)まで盛岡での開催も決定しているので、近くの会場に足を運んでみては?

■『銀河鉄道の星』原画展
<東京会場>
会場:青山ブックセンター本店
期間:2019年4月4日(木)~4月23日(火)
時間:10:00~22:00※最終日は19:00まで
<盛岡会場>
会場:カネイリスタンダードストア
期間:2019年4月27日(土)~5月12日(日)
時間:10:00~20:30