「戦を減らすためという考え方に脱帽」 大河ドラマ「麒麟がくる」第5話、 吉田鋼太郎が語る“鉄砲の役割”論に称賛の声続出

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2020/2/22

『NHK大河ドラマ・ガイド 麒麟がくる 前編』(著:池端俊策、監修:NHKドラマ制作班、編集:NHK出版/NHK出版)

 2020年2月16日(日)に放送された大河ドラマ「麒麟がくる」第5話。松永久秀(吉田鋼太郎)が鉄砲を求める意外な理由を語り、「戦を減らすためという考え方に脱帽」「庶民じゃ絶対思いつかない発想」と称賛する声が集まっている。

 同ドラマの主人公は、多くの群雄と天下をめぐって争う智将・明智光秀(長谷川博己)。鉄砲を戦で使いたいと考えた光秀は、鉄砲の構造を知るため腕利きの鉄砲鍛冶・伊平次(玉置玲央)という男を探し始めた。まずは家臣に聞いた噂を頼りに近江の国友村へ足を運ぶが、伊平次を良く知る職人によると彼はいま本能寺にいる様子。光秀はさっそく馬を走らせ、本能寺を訪ねる。

 ところがここでも伊平次は見つからず、代わりに将軍奉公衆・三淵藤英(谷原章介)に連れられて松永久秀(吉田鋼太郎)の屋敷へ。どうやら松永も将軍家と同じように、鉄砲を大量に揃えるつもりのようだ。三淵が屋敷を去ったあと、「何ゆえ公方様が、本能寺を通してまで鉄砲を集めようとしておられるのか、腑に落ちませぬ」と尋ねる光秀。すると松永は、「鉄砲の怖さをお互いが知っていれば、気楽に攻め込むことはできぬ。戦のありようは変わるぞ」と光秀を諭す。

 松永は鉄砲を実戦で使うための戦力ではなく、戦の数を減らす抑止力として考えているよう。この発想に視聴者からは、「上に立つ人はやっぱり着眼点が違う」「現代にも通じる戦略だった」「そこまで見抜く松永さん、本当に頭がいい」と驚きの声が後を絶たない。

 光秀もこの考えに納得し、その様子を見た松永は伊平次に会いに行こうと提案。実は三淵を出し抜いて、ひと足早く伊平次の居場所を突き止めていたのだ。ところが会ってみたものの、伊平次はしばらく鉄砲は作らないと、頑なに松永の注文を拒否する。しかし光秀が何年も前に命を助けてもらった恩人であることを思い出すと、途端に態度を変えて鉄砲を分解したいという光秀の頼みを引き受ける。

 急に打ち解けた2人の様子を見て、光秀から鉄砲を作るよう頼んでほしいとこっそり頼む松永。果たして伊平次との縁は光秀に何をもたらすのだろうか。

■ドラマ「麒麟がくる」
放送日:毎週日曜 20:00~
出演:長谷川博己、本木雅弘、門脇麦、堺正章 ほか
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