「のび太はここぞという時やる男」 アニメ「ドラえもん」のかくれんぼ演出がユニークと話題

マンガ・アニメ

2020/3/20

『ドラえもん』1巻(藤子・F・不二雄/小学館)

 2020年3月4日(土)に放送されたアニメ「ドラえもん」では、物語がリアルタイムに進行する珍しい形式で放送。3分をうまく使った演出に、「これは面白い試みだね!」「見ているこっちも、のび太たちと同じようにハラハラした」といった声が相次いでいる。

 話題のエピソードは、2本目の「マジックチャック」。開始と同時に「3:00」というタイムリミットが表示され、ジャイアンの「もういいかい!?」という声が響く。彼らは“肉まん争奪かくれんぼ”を実施中。ジャイアン対4人で“3分間かくれんぼ”をおこない、勝った方だけが4つの肉まんを食べられるデスマッチ形式だ。ルールは簡単で、4人とも見つかった場合はジャイアンが肉まんを総取り。しかし3分の間に誰かが肉まんを手にすれば、肉まんはのび太たちのものになるという。

 開始後すぐに2人が見つかってしまい、残りはのび太とスネ夫の2人だけ。そこに通りがかったドラえもんが、ろくに隠れ場所もない空き地でのかくれんぼ勝負に同情して「マジックチャック」を取り出した。「マジックチャック」は、何かに貼りつけるとチャックを開けて中に入れるというひみつ道具。電柱に貼れば電柱の中に入れるので、普通に探すだけではまず見つからない。

 しかしジャイアンはのび太たちが見つからないと判断すると、即座に作戦を変更。2人が残り時間中に肉まんを取れないよう、肉まんの前を陣取って「肉まんはぜーんぶオレ様のものだ!」と高笑い。残り2秒となったところで、ジャイアンの上着に貼られたチャックが開いてのび太たちが登場。実は機転を利かせたのび太が、うまく回り込んでジャイアンの背中にチャックを貼りつけていたのだ。見事裏をかいたのび太たちは、肉まんをゲットして喜んでいた。

 リアルに3分間で物語が進行した同エピソードに、視聴者からは「のび太の機転がすごかった! ここぞという時はやる男だよな」「残り時間が少なくなった時は、思わず手に汗握ったね」「かくれんぼなのに、思ってたよりドキドキしながら楽しめたよ」といった声が続出。緊迫感のあるリアルタイム風演出のおかげで、のび太たちの緊迫感が視聴者にも伝わったようだ。

■アニメ「ドラえもん」
原作:藤子・F・不二雄
脚本・制作協力:藤子プロ
出演:水田わさび、大原めぐみ、かかずゆみ、木村昴、関智一 ほか
公式サイト:https://www.tv-asahi.co.jp/doraemon