「最後の最後でまさかのギャグ!?」ヤングジャンプ9号『ゴールデンカムイ』、杉元&白石の身に起きた喜劇のような悲劇

マンガ

公開日:2021/2/4

週刊ヤングジャンプ
『週刊ヤングジャンプ』9号(集英社)

※この記事は最新号の内容を含みます。

 2021年1月28日(木)に発売された『週刊ヤングジャンプ』9号。『ゴールデンカムイ』第266話では緊迫した展開が描かれるものの、なぜか読者からは「最後の1コマで爆笑した」「急にギャグシーンが突っ込まれて、気持ちをどう整理したらいいかわからない(笑)」といった反響が続出している。

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 前話に引き続き、“アイヌ金塊強奪事件”の真相が垣間見えた第266話「小指の骨」。鶴見中尉から真実が次々語られる一方で、彼らがいる教会の外にはアシリパ(リは小文字)を救い出すため様子を伺う杉元佐一と白石由竹が。

 今すぐ突入した方がいいと考える白石に対し、「いや… 土方たちを連れてこよう」「こっちは銃一丁じゃ不利だ」と“待った”をかける杉元。だが冷静な言葉とは裏腹に、彼の表情には“すぐにでも助け出したい”という感情が滲み出ていた。

 そんな杉元の姿を見た白石は「よしッ 急いで援軍を集めよう」と車を走らせるのだが、勢い余ったのかいきなり電柱に激突。“慣性の法則”に従ってフロントガラスから飛び出る2人を最後に、同話は幕を下ろすのだった――。

 ここまでずっとシリアスな雰囲気だったこともあり、突然ギャグで終わった展開には読者も大爆笑。ネット上には「最後の最後でまさかのギャグ!?」「『ゴールデンカムイ』はいくら本編がシリアスでも、どこかにギャグを挟まないといけない決まりでもあるのかなwww」「ここまでくると、ギャグに対する執念のようなものを感じる」といった爆笑の声が飛び交った。

 『ゴールデンカムイ』らしいといえばらしいのだが…。

ゴールデンカムイ
『ゴールデンカムイ』24巻(野田サトル/集英社)