【最新号レポ】生き残り確定? ヤングジャンプ17号『ゴールデンカムイ』、作中のモノローグに読者が歓喜したワケ

マンガ

公開日:2021/3/31

週刊ヤングジャンプ
『週刊ヤングジャンプ』17号(集英社)

※この記事は最新号の内容を含みます。ご了承の上、お読みください。

 2021年3月25日(木)に発売された『週刊ヤングジャンプ』17号。『ゴールデンカムイ』第273話では重傷を負った有古力松の命運が描かれ、ネット上に「有古が生きていてくれて本当に良かった!」「まさか野田先生が読者に優しい展開を用意してくれるとは(笑)」といった喜びの声が広がった。

 アシリパ(リは小文字)の救出劇に加担し、その道中で月島軍曹に撃たれてしまった有古一等卒。前話は力なく横たわる彼の姿で幕を下ろしたが、迎えた今回のエピソードでは菊田特務曹長の手によって無事助けられる様子が確認された。

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 しかもその後に描かれたモノローグには、「現在… 北海道のどこかの小さな郷土資料館には一本のマキリがひっそりと展示されており 資料館の目録によれば製作者は『有古イポプテ(プは小文字)』とある」という記述が。マキリとは鞘に美しい文様が刻まれたアイヌの小刀であり、過去に有古は戦場で死にかけた際に“帰ったらマキリを作る練習をしたい”“自分用のマキリを作りたい”と語っていた。

 このことから読者たちは“有古は念願のマキリを作り終えるまで生き長らえる”と考えたようで、ネット上には「少なくとも有古は、マキリを作れるようなまともな暮らしに戻れたってことかな?」「マキリが作られたってことは、有古は生き残るって信じていいんだよね!?」といった反響が続出。

 しかしその一方では有古に代わり、今度は“彼を助けた菊田に死亡フラグが立った”という声も少なくない。今後の展開が楽しみである半面、怖い気がするのは気のせいだろうか…。

ゴールデンカムイ
『ゴールデンカムイ』25巻(野田サトル/集英社)