【最新号レポ】黄金のカムイが……杉元たちが驚愕した新事実とは?/ヤングジャンプ30号『ゴールデンカムイ』

マンガ

公開日:2021/6/30

週刊ヤングジャンプ
『週刊ヤングジャンプ』30号(集英社)

※この記事は最新号の内容を含みます。ご了承の上お読みください。

 2021年6月24日(木)に発売された『週刊ヤングジャンプ』30号では、『ゴールデンカムイ』第284話を掲載。ロシア領事館にてウイルクが目にしたものが明らかになったのだが、「神ならぬ紙オチwww」となぜか爆笑の声が相次いだ。

 ここで言う“ウイルクが目にしたもの”というのは、6月3日(木)掲載の第281話で描かれた一幕のこと。ロシア領事館はもともと金塊があったとされる場所で、ウイルクたちは金塊を追い求めてこの地に訪れていた。だが金塊らしきものを目にしたウイルクは焦りの表情を見せ、その理由が明かされぬことなく同話は幕切れに。そして今回のエピソードでは、ようやく彼らが目にした物が明らかになったのだが――。

advertisement

 その正体とは土地の権利書。権利書には“蝦夷共和国の榎本武揚という男から北海道各地にある未開拓地の権利を金塊で買う契約をした”と記されており、つまり災厄をもたらすといわれた黄金のカムイは“土地の権利書”という形で広大な土地に置き換わっていたことに。

 その事実を知ったアシリパ(リは小文字)は「森を守ればカムイを残せる」「それはすでに昔のアイヌたちによって成し遂げられていた」とこのうえない感銘を受けていたが、今まで金塊を追い求めてきた杉元たちは思わずガックリ。ネット上でも「めっちゃいい話なんだけど杉元たちが不憫すぎるwww」「つまり神って紙のこと?(笑)」などと大反響が巻き起こっていた。

 だが物語終盤にて、1万貫の金塊がまだ残っていることが発覚。今度こそ金塊に辿り着けるといいのだが…。

ゴールデンカムイ
『ゴールデンカムイ』26巻(野田サトル/集英社)