細田守『おおかみこどもの雨と雪』文庫本も大ヒット！

　『時をかける少女』『サマーウォーズ』を手がけた細田守監督の最新作『おおかみこどもの雨と雪』の同名の原作小説が映画のヒットと合わせて売上げを伸ばしている。

　初登場は39位だったものの、映画の公開直後には3位に浮上し、そのまま上位5位以内をキープし、登場9週目にして週間売上げ4万4000部を記録しついに1位に輝いた。
　さらに同名の児童向け作品も週間1万5000部を売り上げて児童書部門で首位となっている。

　『おおかみこどもの雨と雪』は細田監督にとって初の原作小説。大学生の花と人間の姿で暮らす“おおかみおとこ”の間に誕生した“おおかみこども”の姉弟が、田舎町で体験する様々な人や獣と出会いなどを通じて成長し、「自分の世界」を見つけだしていく姿が描かれている。

■『おおかみこどもの雨と雪』　細田守　角川文庫　540円（税込）