特集番外編 大泉洋は北海道にいる！ ～札幌取材旅行記～

2日目（私にとっては3日目でしたが）松田龍平さんがHTB『ハナタレナックス』にご出演されるとの情報を入手し、収録現場へ。
しかし何故か食いしん坊の先輩・Rさん、ホテルのバイキングを朝っぱらから食べ過ぎで、機嫌が悪い。……食べ過ぎで、機嫌悪いって意味不明です。トトロみたいな方なので、眠いんでしょうか。
で、そんなRさんはほったらかしで、お久しぶりにTEAM NACSの皆さんにお会い出来た私。「……え、戸次さんの髪型……(笑)？」というのが第一印象でしたが、やっぱり5人揃ってらっしゃると、「オ、オーラが違うなあ……」としみじみ感じてしまいました。

さて、大泉（探偵バージョン）さんと松田さんが「ハナタレ部屋」にご登場され収録開始。探偵・高田のコンビの掛け合いはここでも存分に発揮され、ずっと爆笑させていただきました。往年の「ハナタレ」ファンならきっと「も～楽しみで仕方ない！」とのことと思われますので、是非北海道の方はお見逃しなく☆（道外の方、すみません！）

さて、夜になりまして、いよいよ『バーにかかってきた電話』作者・東直己さんと大泉洋さんの取材。ススキノの「BAR 一慶」（http://yaplog.jp/barikkei1102/）をお借りして、ガチでお酒を呑んでいただきながらの対談、です。

先に入ってこられたのは東さん。着いて早々企画の説明をさせて頂きながら、早速お酒を注文していただくことに（苦笑）。さらに収録終わりで駆けつけて頂いた大泉さんにも「何呑まれますか？」と伺い早々にオーダーを(笑)。

「酔っ払う前にお2人の写真を撮ります！」と先にキメ写真を撮らせていただき、あとは自由にガンガン飲んでいただきながら、取材＆撮影を進めていきました。

本誌の記事を読んでいただければ分かりますが「お酒の呑み方」でのこだわりなどもお話頂き、またススキノでのエピソードも盛りだくさんで、酔いどれだからこそ出来る2人のお話が満載です。ぜひ本誌でチェックを！

しかしながら、です。どんどん時が経つにつれ、目がとろ～んとしてくる大泉さんに対し、全くお顔に酔いが出ない東さん！！　お陰で酔っ払ってらっしゃるのか全然分かりません。
極めつけに最後に東さんおススメの「2杯のんだら確実につぶれる」というお酒を頼み、「かんぱーい」と2人がグラスをチンと合わせて飲んで、終了！　「これ以上飲ませる（酔わせる）のは申し訳ない」とばかりに大泉さんから終了後、お酒を手から離して頂きましたが、こんなに本気で飲んで話して頂いて、編集サイドとしてはちょっと恐縮気味。おかげで楽しく取材させていただきました。（ちなみに、私も呑ませて頂きましたが、一口でグラっと来ました）
「一緒に飲んでいる」ような感覚が、紙面でも伝わりますように！

とまあ、気付けば取材で3泊も札幌滞在してしまいまして、私は3日3晩生牡蠣を食べ続け、東京に戻って来たら何故か2キロ痩せており、「出来るならこのままずっと札幌に住みたい……」と思う楽しい取材でした。
とにかく大泉さん、東さん、スタッフの皆様、そして東映宣伝ご担当者様にはお世話になりっぱなしでした。皆様、炎天下の中撮影にご協力頂きまして、本当にありがとうございました！！
実は、この厳しいスケジュールの中、今回特集取材だけで8回も大泉さんに稼動して頂きました。これほどのご協力体制、中々ありません。
何よりどの現場でも大泉さんは変わらず優しく、周囲を気遣い、編集側は常に助けられっぱなしでした。もう大感謝です……（涙）。

『探偵はBARにいる』

【キャスト】
大泉 洋　松田龍平　小 雪　西田敏行

【スタッフ】
原作:東 直己 ススキノ探偵シリーズ「バーにかかってきた電話」（ハヤカワ文庫）
脚本:古沢良太　須藤泰司　音楽:池 頼広　監督:橋本 一

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(C)2011「探偵はBARにいる」製作委員会