切なさと甘さが心地よい… 胸キュン必至の大人気青春恋愛シリーズ『君に恋をするなんて、ありえないはずだった』の魅力をマンガで解説

文芸・カルチャー

公開日:2021/9/2

君に恋をするなんて、ありえないはずだった 課外授業は終わらない
『君に恋をするなんて、ありえないはずだった 課外授業は終わらない』(筏田かつら/宝島社)

 筏田かつらの綴る大人気青春恋愛シリーズ『君に恋をするなんて、ありえないはずだった』が、SNSなどで高く評価されている。シリーズ累計40万部を突破した“君恋”とは、いったいどのようなストーリーなのだろうか?

 “君恋”シリーズは、2017年3月に発売された『君に恋をするなんて、ありえないはずだった』からスタートする。舞台は千葉県南総にある県立高校。冴えない男子・靖貴(やすき)は、理系クラスで灰色の青春を過ごしていた。ところが夏休み直前に行われた勉強合宿の夜、クラスメイトで学年ナンバーワンの美少女・恵麻(えま)を助けたことで、靖貴は恵麻から気に入られることに。地味系眼鏡男子と派手系ギャルという、絶対に相容れないはずの二人に起きるすれ違いラブストーリーからは、思わず目が離せなくなるだろう。

 以降は『君に恋をするなんて、ありえないはずだった そして、卒業』『君に恋をしただけじゃ、何も変わらないはずだった』へと続く。最新作は、2021年8月5日(木)に発売された『君に恋をするなんて、ありえないはずだった 課外授業は終わらない』。こちらはシリーズ初の短編集となっており、靖貴と恵麻の前日譚「Walk Through the Rain」、久美子を通して描かれる恵麻の小中学校時代「Yes, Emma OK?」、二人の卒業後がわかる「彼女が部屋で待ってるから」などを収録している。

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 胸キュン必至な“君恋”シリーズに心をわしづかみにされた人も多く、SNSには「切なさと甘さが心地よく、2人を応援したくなる!」「読みながらニヤニヤしちゃう。主人公もヒロインもじれったいー! すれ違いとか、離れたり近づいたり… 恋愛ってやっぱり楽しいって思える作品」といった感想が。中にはPOPを手作りしたり、自作のイラストを公開していたりする熱心なファンまでいる模様。

 また8月24日(火)には、『サチコと神ねこ様』などで知られる漫画家・わこ(@wako3999)が、「久しぶりにッカァ〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!って声出した恋愛小説を漫画でご紹介させていただきました!」というコメントと共に、TwitterにPRマンガを投稿。“君恋”の感想や魅力を4ページにわたって熱く語っている。

君に恋をするなんて、ありえないはずだった 課外授業は終わらない

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君に恋をするなんて、ありえないはずだった 課外授業は終わらない

君に恋をするなんて、ありえないはずだった 課外授業は終わらない

 ただいま青春真っ只中の高校生も、甘酸っぱい青春を記憶の彼方に持つ大人も楽しめる“君恋”シリーズ。最近生活にドキドキやワクワクが足りていないと思う人は、ぜひ読んでみて欲しい。

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