「TOKYO MER」音羽先生(賀来賢人)が放った“喜多見感あるセリフ”の最後が…「好きすぎじゃない?」「相棒みたいでぐっときた」

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公開日:2021/9/13

『TOKYO MER 走る緊急救命室』Blu-ray/DVD

 鈴木亮平さんが主演を務めるドラマ「TOKYO MER~走る緊急救命室~」(TBS系)最終話が9月12日に放送され、賀来賢人さん演じる医師・音羽が放ったセリフが反響を呼んでいる。

 本作は、「待っているだけじゃ、助けられない命がある」というポリシーを持つ医師・喜多見幸太(鈴木さん)率いる都知事直轄の救命救急プロフェッショナルチーム「TOKYO MER」の奮闘を描いた医療ドラマ。厚生労働省の官僚兼医師の音羽は、上司である天沼幹事長(桂文珍さん)と厚生労働大臣・白金(渡辺真紀子さん)の命令のもと「TOKYO MER」の解散を目論んでいる。

 最終回、赤塚(石田ゆり子さん)は持病で生死の境をさまよい、音羽は白金に逆らえないまま、審査会でMERの解散が決定しようとしていた。そんななか、テロ犯・エリオット椿(城田優さん)が都内で複数の連続爆破テロを引き起こす。これまで赤塚をライバル視し、それゆえMERの行く手を阻んできた白金大臣。病床の赤塚知事の訴えで初心に立ち返ると、考えを一変。自らを指示していた天沼幹事長に対し、「天沼幹事長。引っ込んでいてもらえますか?」と言い放ち、赤塚知事に代わってMERの指揮をとる。その結果、多数の負傷者が出るも、死者数“ゼロ”という結果に。

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 こうした白金大臣の裏切りが話題になる一方で、これまでMERの存続と解体の間で揺れ動いていた音羽が放った発言も大きな反響を呼んでいる。MER解体のため、審査会では“嘘の証言”をする予定だった音羽。

 しかし、いざ証言をしようとした際、喜多見の「目の前にある命を救う」という“青臭い理想”を思い出すと、天沼幹事長の制止を振り切って「このチームがいるというだけで、みんなが安心する。TOKYO MERはそういう存在に成長しました」「今の日本に必要なのは、誰かのために全力で頑張ることができる彼らのような存在です。そして、それを支援する周囲の協力です」と以前、喜多見が放った言葉を反芻するように進言。

 続けて、「ああだ、こうだと理屈をつけて、安全な場所から批判ばかりするあなたたちに彼らを笑う資格なんかない! MERはこの国に必要な組織です。彼らを全力で支えるのが、我々の本来の役割のはずです」と強く主張すると、ネクタイを外し、現場に急行したのだった。

 ひとりの医師として、喜多見のセリフを進言した音羽に対し、視聴者からは「1話の喜多見先生のセリフそのまんまなぞるから音羽先生と喜多見先生背中合わせの相棒みたいでぐっときた」「喜多見先生のセリフをぽつぽつと話す音羽先生、愛じゃん。たまらんやん。かっこよすぎる」「え、音羽先生、喜多見先生のこと好きすぎじゃない? セリフ覚えすぎなんだけど尊いな」「喜多見チーフのセリフを一言一句間違わず伝える音羽先生さすがに恋じゃん」「音羽先生が喜多見チーフのセリフを反復しているだけかと思ったら、最後そこ(編注:『TOKYO MERはそういう存在になりたいと思っています』→『TOKYO MERはそういう存在に成長しました』)だけ変えて言い切るのしびれた~」「1話と最終話が対になってる……喜多見チーフと音羽先生の状況……」「喜多見先生と音羽先生の『相棒』感漂う強い絆も感じられて最高な回だった」などと反響を呼んでいる。

 ぜひ映画化やシーズン2の放送を期待したい…。

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