【最新号レポ】『ヒロアカ』自責の念に苛まれるオールマイト、彼の心を救った意外な人物は…/ジャンプ42号

マンガ

公開日:2021/9/26

週刊少年ジャンプ
『週刊少年ジャンプ』42号(集英社)

※この記事は最新号の内容を含みます。ご了承の上お読みください。

 2021年9月18日(土)の『週刊少年ジャンプ』42号では、『僕のヒーローアカデミア』第326話を掲載。オールマイトの前にかつての敵・ステインが現れるものの、読者からは「まさかステインに泣かされる日が来るなんて…」などと意外なコメントが相次いだ。


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 そもそもステインといえば、“ヒーロー殺し”の異名を持つ敵(ヴィラン)の1人。“ヒーローを騙るだけの贋物が歪んだ社会を生んでいる”という独自の正義感を持ち、自らが贋物と思うプロヒーローを17名殺害、23名を再起不能にして引退へと追い込んできた。

 そんなステインが再登場を果たした今回のエピソード。オールマイトが自分の銅像を前にしながら「……おまえは弟子が辛い時 何もしてやれなかった」「最早 足を引っ張るだけだ」と自身を責め立てる中、ステインは「それは英雄への冒涜か?」「おまえはオールマイトじゃない 贋物め」と彼に刃を向けるのだが――。

 鬼のような気迫で迫りながらも、なぜかステインからは殺気が感じられない。それどころか脱ヒーロー派によって汚されたオールマイト像を掃除する女性を例に挙げ、「彼の残した埋火は雨風に負けず 僅かな人間たちの間で火継ぎされ 今新たな大火へと進化しつつある!」「ならば人はその火を絶やしてはならない」とオールマイトを叱咤激励するのだった。

 彼の行動はSNS上でもたちまち話題となり、「ステイン、お前って奴は…」「これは普通に泣くわ」といったコメントが続出。かつて同胞を殺めた敵とはいえ、ステインの言葉にオールマイトの心は救われたことだろう…。

僕のヒーローアカデミア
『僕のヒーローアカデミア』31巻(堀越耕平/集英社)